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ランニングウォッチおすすめ54選|主要ブランドを一挙掲載! GPS付き・心拍数計測も!

【この記事のエキスパート】

マラソン完走請負人:牧野 仁

マラソン完走請負人:牧野 仁

アスレティックトレーナー、ストレングス&コンディショニングトレーナーとして活躍。

アスリートのケガの復帰から、競技力向上まで、様々な知識と経験を駆使して、市民ランナーの指導を専門に行うJapanマラソンクラブを設立。

NHKBS「ラン×スマ」などで指導。著書「楽して走ろうフルマラソン」など多数執筆。(有)スポーツネットワークサービス代表


マラソンなどの陸上競技で活躍するランニングウォッチ。タイムや心拍、運動能力や健康状態も計測できます。この記事では、ガーミン・スント・ポラールの人気メーカーおすすめランニングウォッチを、マラソン完走請負人の牧野 仁さんと編集部が厳選。選び方のポイントも解説していきます。

マラソン完走請負人に聞く
ランニングウォッチの選び方のポイント

陸上競技においてよく使う機能を搭載しているガーミン。土地勘のない場所で走っていても、スタート地点に戻れるようナビゲートしてくれる「トラックバック」機能などは非常に便利です。

これに対し、スントは登山やダイビングといったアウトドアに強いメーカー。標高グラフ表示機能や防水性能に強みをもっています。

また、ポラールは、心拍トレーニングを想定した機能がとても充実しています。各メーカー異なる特徴がありますので、自分の用途で選ぶとよいでしょう。

本記事では、マラソン完走請負人の牧野 仁さんに、ランニングウォッチを選ぶときのポイントを教えてもらうとともに、3大メーカーのGPS付きランニングウォッチを全シリーズ紹介します。また、走った距離や時間を計測できる基本的な機能に加え、計測した心拍数の役立て方やスマートフォンとの連動についても解説していきます。

ランニングウォッチの選び方1
走るスピードやペースが把握できるGPS機能で選ぶ

GARMIN(ガーミン)『Instinct』:

出典:Amazon

【エキスパートのコメント】

時計の位置情報は、アメリカの位置情報システム「GPS」、日本の「みちびき」、ロシアの「GLONASS」を使うことで、より正確な位置情報を得ることができます。それによって、自分の走った軌跡だけでなく、走るスピードを逐一把握することが可能となるのです。ランニングをするときに、どのくらいのペースで走ったらいいかわからない人は、GPS機能で計測した走るスピードを参考にし、実力に見合った走り方を見つけることができるでしょう。

そして、自分の実力がわかれば、その実力を向上させるための運動計画を立てることも難しくありません。さらに、スマートフォンと連動することで、坂の高低差や走った場所をMAPで表示してくれる機能も使うことができます。

ランニングウォッチの選び方2
運動量がわかる機能で選ぶ

ポラール(POLAR) m600ブラック:

出典:Amazon

【エキスパートのコメント】

ランニングウォッチには、心拍数を計測するための光学センサーを搭載した商品があります。心拍数のデータがどのように役立つのかというと、心拍数を一定の数値に安定させながらトレーニングすることで、目的に応じた効果的な運動が可能となるのです。運動したときに「きつい」と感じる基準を数値であらわしたものを運動強度といいますが、この運動強度は心拍数を調べることで把握できます。

そして、運動強度にもとづいたトレーニング計画を立てることにより、脂肪の燃焼をうながす「脂肪燃焼ゾーン」や、有酸素運動能力を向上させる「LSDゾーン」、心肺機能の強化に効果的なインターバルトレーニングなどから、個人に必要なものを選ぶことが可能です。

また、その日の運動強度をフィードバックして、自分のランニングレベルがわかる「最大酸素摂取量(VO2max)」も計算できるため、自分の実力や成長度合いを確認するのに役立ちます。

ランニングウォッチの選び方3
運動・健康情報が管理できる機能で選ぶ

【エキスパートのコメント】

ランニングウォッチをスマートフォンと連動させると、時計が計測したデータがそのままスマートフォンに転送されて、より詳細な運動・健康情報を管理できるようになります。運動時に計測されるのは、走るスピードや1分間の歩数、消費カロリーだけではありません。走行時の気温や心拍からのストレス反応なども記録されます。

また、スマートフォンと連動してランニングフォームを解析し、フィードバックができるタイプもあり、商品によっては目標設定をするとトレーニングメニューを提供してくれる機能がついているものも。室内でのトレッドミルでのランニングやフィットネス、スイム、登山、自転車などあらゆる、トレーニングシーンにも対応してくれるタイプを選びましょう。

さらに、時計を1日中着けていれば、その日の歩数や起床・就寝時刻、睡眠時間などの情報も得られるのです。それらの情報から、ノンレム睡眠とレム睡眠の時間などもわかるため、日々の生活を健康におくるための改善点も見えてくるでしょう。

ランニングウォッチの選び方4
稼働時間で選ぶ

SUUNTO(スント)『SUUNTO 9』:

出典:Amazon

【エキスパートのコメント】

ランニングウォッチは充電式で、ランニング時にGPSを稼働させると、充電量がかなり減っていきます。少なくとも10時間以上の走行に、耐えられるものがおすすめです。

フルマラソンのみならずウルトラマラソン、自転車のロングライドや登山、トライアスロンなど長時間の運動時にも、さまざまなデータを管理させるためにも稼働時間は重要です。

ランニングウォッチの選び方5
防水機能で選ぶ

SUUNTO(スント) SUUNTO SPARTAN SPORT WRIST HR BARO:

出典:Amazon

天候の変化やランニング中にかく汗などで濡れてしまうことはあります。とくにGPS機能付きのランニングウォッチは、基本的に屋外で使用するため、防水機能は必須です。目安として、汗や水滴程度の防水性は「3気圧」、雨や水仕事に耐えうる程度の防水性を「5気圧」と考えればよいでしょう。防水性は

また、「atm」「bar」という単位で表示されることもあります。使う場面に合わせて、生活防水レベルでよいのか防水機能も必要なのかを把握しておきましょう。

~m防水と~気圧防水の違いは?

・~m防水:「防水」は「潜水用防水」であることを意味します。すなわち100m防水であれば、水深100mまで潜っても耐えられるということを意味します。

・~気圧防水:「気圧防水」は「日常生活用強化防水」を表します。すなわち10気圧であれば、100mの防水性能がをもつことを意味しています。水泳などマリンスポーツといったシーンを想定しており、潜水といったシーンは想定していません。

ランニングウォッチの選び方6
そのほかの機能で選ぶ

GARMIN(ガーミン) ForeAthlete 645 Music:

出典:Amazon

音楽再生機能

ガーミン『ForeAthlete 645 Music』『fenix 5 Plus』シリーズ、ポラール『M600』は、ウォッチ内にストレージをもつことで、500〜1,000曲保存することが可能です。

また、音楽ストリーミングサービス上から音楽をダウンロードし、保存することが可能。Bluetoothイヤホンを使えば、スマートフォンがなくても音楽を聴くことができます。

Gセンサー機能

Gセンサーとは、屋内などGPSが受信できない場所でも、走行距離などを計測できる機能です。屋内ランニングを想定していなければ、必須というわけではありませんが、あるにこしたことはありません。

バックライト機能

バックライト機能があれば、夜間でもしっかり画面を確認することができます。購入する際にぜひチェックしておきたい機能です。

ランニングウォッチの選び方7
コスパで選ぶ|ランニングウォッチ初心者や学生さんに

ランニングウォッチ初心者の方や、中学生や高校生などの学生さんは、比較的リーズナブルでコスパの良いモデルを選ぶのもいいでしょう。

初心者の方は最初から高額なモデルを選んでも、機能が多すぎることもあります。目的に応じて最小限の機能を有する、手ごろな価格の商品から試してみましょう。

マラソン完走請負人からのアドバイス
自分のスタイルに最適な時計を選ぼう!

GARMIN(ガーミン) マルチ スポーツウォッチ fenix5s series:

出典:Amazon

【エキスパートのコメント】

ランニングといっても、マラソンやトレイルランニング、トライアスロンなど、さまざまな競技があります。走る距離も場所も異なるため、自分のランニングスタイルに合わせた時計選びが必要です。

また、ほかのスポーツをするときにランニングウォッチを使いたい人もいるでしょう。登山やヨガ、ウエイトトレーニングなど、それぞれのフィットネスライフに合わせて選ぶことをおすすめします。

時計を使うのはスポーツに限ったことではありません。ふだんの仕事や休日に合わせて、デザインやストラップの色を選ぶのも重要な選択肢です。お気に入りのランニングウォッチを腕にはめて、スポーツシーンから日常生活まで快適に過ごしましょう。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)