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【この記事のエキスパート】
DIYアドバイザー・防災士・福祉住環境コーディネーター2級:鈴木 ひろ子
DIYアドバイザーを取得後、NHK「住まい自分流」の番組講師出演。
JAPAN DIY HOMECENTER SHOW:10回、日本ホビーショー:2回、イベントDIY講師:公民館・ホームセンター・小学校・生涯学習などで、DIY講師を行いDIY普及に貢献しています。
また、「快適住まい」をモットーに高齢者やお子様にやさしい住まいを提案しています。
最近特に注目の女性も取り組みやすいDIYも提案しています。
地域の防災アドバイザーをしています。
地震の際に棚やテレビ、冷蔵庫などの家具・家電が倒れないように固定する防災グッズの「耐震マット」。この記事では、防災士監修のもと、耐震マットの選び方とおすすめ商品をご紹介します。透明色や大判サイズ、家具の下に敷くだけのタイプなど厳選しました。
防災士が解説!
耐震マットの選び方
防災士の鈴木ひろ子さんに、耐震マットの選び方を教えてもらいました。ポイントは下記のとおり。
【1】サイズ
【2】乗せるものの重さ
【3】貼るタイプは長さに注意
【4】素材
【5】カラー
上記のポイントをおさえることで、より具体的に自分に合う耐震マットを選ぶことができます。一つひとつ解説していきます。
【1】固定したいもののサイズで選ぶ
【エキスパートのコメント】
耐震マットは丸型や四角型、自分仕様にカットして使うものなど、さまざまなサイズや形状があります。たとえば、丸や四角の大きいサイズのものは、家具・PC・TV・大きな花器など重量があるものや、サイズが大きいものの固定に便利です。また、小さいものだと花器や小物入れ、文房具入れなどの固定に使えます。
再利用できる耐震マットは水洗いすることで粘着が復活するので、模様替えなども気軽に行えます。ただし、耐震強度は平らな面に密着させて初めて効果を発揮するので、設置場所には注意しましょう。
【2】乗せるものの重さで選ぶ
【エキスパートのコメント】
耐震マットは商品ごとに耐荷重が決まっています。乗せるものとマットの耐荷重があわないときは、使用する枚数を増すことで効果をあげることもできますが、それはあくまでも緊急的な措置。必ず耐荷重を確認してから使用するのが基本です。
家具に使う耐震マットを選ぶときは、家具本体の重さだけではなく、家具のなかに荷物が入った状態を想定しておくことを忘れないようにしましょう。
【3】家具の下に敷くときは、長さをポイントに選ぶ
【エキスパートのコメント】
家具の下に敷く耐震マットは、マットを敷くことで家具を少し後ろに傾け、前後の揺れに耐えられるようになっています。この構造を活用するために、まずは取りつける家具の幅を測り、必ず長さを合わせて使うことが重要です。長すぎた場合は、家具と同じサイズにカットして使えばOK。
逆に短すぎると効果が出ないばかりか、かえって家具が不安定になってしまうので注意しましょう。
【4】素材の特徴で選ぶ
耐震マットを選ぶうえで素材をチェックすることも重要です。素材によって特徴はさまざま、特徴ごとに説明するので参考にしてください。
粘着力と伸縮性をチェック!
耐震マットを選ぶときは粘着力や伸縮性を確認することも重要です。粘着力が弱いと大きな揺れに耐えられず、家具が転倒する場合もあるので注意しましょう。
また、凹凸のある家具に耐震マットを使いたい場合は、伸縮性がある素材のものを選びましょう。家具や床の隙間を防いでしっかり安定させてくれます。
洗えるものであれば、繰り返し使える
長期間使っていると、耐震マットにほこりやゴミが付着して粘着力が落ちる場合があります。
耐震マットの中には、ジェルマットなど水洗いで再利用ができるものがあるので、長く利用したい場合は水洗いできる耐震マットを候補にいれてみるのもおすすめです。
【5】耐震マットのカラーで選ぶ
耐震マットは乗せるものの色にあわせて選ぶのもひとつの方法。マットには透明・ブルー・黒などの色がありますが、テレビなら黒にするなど、同系色にすると目立つことなくすっきり見えます。
ただし、気づきにくい場所に設置する場合は、色付きの耐震マットがおすすめです。耐震マットは、溶ける可能性があり5~7年を目安に取り替えが必要なので、目立つ色だと貼り付けた色が分かりやすくなり便利です。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)