NTTドコモは6月25日、スマホ決済サービス「d払い」に、店舗側が提示したQRコードを読み取ることで決済を行う「読み取る」決済機能を、6月30日以降順次追加すると発表した。
「d払い」は、加盟店や対応オンラインショップでの決済に使えるドコモのスマホ決済サービスで、今回追加される「読み取る」決済機能は、NTTドコモが2019年夏モデルの発表に合わせ告知していたもの。
スマホ向けの「d払い」アプリではこれまで、ユーザー側がQRコードを加盟店に提示する「見せる」決済のみ提供していたが、6月30日以降、新たに加盟店が提示するQRコードをユーザー側が読み取って支払う「読み取る」決済が追加される。d払いアプリでQRコードを読み取り、支払い額を入力(金額が指定されている場合は省略)して「支払う」ボタンをタップ。店舗側が支払い完了画面を確認すると、支払い完了となる。
また、「読み取る」決済は、デジタルガレージ提供のマルチQRコード決済ソリューション「クラウドペイ」に対応しているため、1つのQRコードで複数の決済事業者を利用できるようになる。