7月28日公開の映画『ペット2』の吹替版完成会見が24日、都内で行われ、バナナマンの設楽統、日村勇紀、佐藤栞里、永作博美、内藤剛志、伊藤沙莉、宮野真守が出席した。

  • 左から宮野真守、伊藤沙莉、永作博美、設楽統、日村勇紀、佐藤栞里、内藤剛志

飼い主不在のペットの日常をユーモラスに描いた2016年公開の映画『ペット』。その続編となる本作は、飼い主のケイティが結婚し、可愛いベイビーも誕生するなど、愛犬マックスの周囲が目まぐるしく変化する中、マックスの成長していく過程を感動的に描く。日本語吹替版の声優として、主人公の雑種犬マックスは設楽統、マックスの相棒・デュークは日村勇紀、飼い主のケイティは佐藤栞里、ふとっちょ猫のクロエは永作博美が前作に続いて担当。シーズー犬のディジーは声優初挑戦の伊藤沙莉、オリジナルでは名優ハリソン・フォードが演じた農場犬のルースターは内藤剛志が演じる。

前作に続いて主人公のマックスを担当した設楽は「またオファーが来るのか心配でしたが、ここにいれてよかったです」と安堵した表情で、「2はペットの世界でも時間が経過して色んなことが変わっています。前回も面白かったんですが、今回は冒険や友情、成長物語と色んなものが詰まっているのにスムーズに頭に入ってきますね。見終わって心が温まり、元気になって頑張ろうという気持ちになれる作品になっていると思いました」とアピール。演じたマックスの飼い主は前作に引き続いて佐藤が担当したケイティについて「栞ちゃんに飼ってもらっているということがうれしいですね」と語った。

佐藤が演じるケイティは、結婚して出産を経験するなど、前作から大きく環境が変化。それについて佐藤は「前回は親近感を持って演じましたが、3年経ってものすごく遠いところにいき、出産を経験した彼女にどう母性を加えたらいいのかと思いました。でもマックスとデューク、息子のリアムがものすごく可愛らしくて、自然と母性が盛れました。設楽さんと日村さんのお陰で母になれましたね」バナナマンのふたりに感謝。すると設楽が「うれしいですね。母性を感じましたよ」と佐藤の演技を褒め称えていた。

オリジナルでハリソン・フォードが担当したルースター役を、吹替版では内藤が担当している。「英語版を聞きながら練習しました。ハリソン・フォードさんはさすがでしたね。ついていくのに必死でしたが、楽しかったです」と刺激を受けた様子。その内藤は10年来、バナナマンのライブに行くなど、彼らの大ファンだといい、「10年以上のファンですよ。本当にコントというよりお芝居みたいです。本当に上手いので、潰しとかなければやばいと思っているんですけど、潰れないまま10年が経ちました(笑)」と笑いを誘っていた。映画『ペット2』は、7月28日より全国公開。