お笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次が25日、日本テレビ系情報番組『スッキリ』(毎週月～金8:00～10:25)に生出演。吉本興業が24日、詐欺グループとの間で事務所を通さずに仕事をする“闇営業”を行った問題で、雨上がり決死隊の宮迫博之、ロンドンブーツ1号2号の田村亮ら11人を謹慎処分とした件に言及し、亮から24日夜に電話があったことを明かした。
加藤浩次
これまで本人たちは金銭は受け取っていないとツイッターなどで否定していたが、金銭の受領が明らかになり、当面の間、活動を停止し、謹慎処分とすることが決定した。
加藤は「亮からお金はもらっていないと聞いていた。会社からも会に参加した芸人はお金をもらっていないと当初は聞いていた。僕自身もこの番組で“もらっていない”という前提で話を進めていた。僕の甘さです」と反省し、「仲のいい後輩が言ったこと、会社の言ったことを信用してコメントしたことは僕のミス。それを前提に話してしまった。これは本当に謝罪したいと思います。すみません」と頭を下げて謝罪した。
また、24日夜に亮から電話があったことを報告。亮は「嘘をついてすみませんでした」と繰り返し謝罪し、「今日までずっとつらかったです。ずっと嘘をつき通すのか、自分はここからどうやって生きていくのかすごく考えた」と話していたという。
加藤が「お前なんでそんな嘘つくんだ。反社会的勢力だと知らなかったとしたら、そのときに全部すべて正直に言っていたらこんなことにならなかった可能性もある。全部お前らが嘘をついたことによってこういう形に広がって謹慎にまでなってしまった」と指摘すると、亮は「嘘をついた理由は保身です。家族もいる、これからどうしたらいいだろう、自分の身を守ろうとしてしまった。ちょっとでもよく見えようとしてしまった。お金をもらってないって言えばなんとかなるだろうという気持ちになってしまった。ただただ自分の保身です。申し訳ありません」と謝罪したと説明。
そして、亮は「謹慎をしっかり受け止めて、その期間いろいろ考えたいと思います」と話し、反社会的勢力だと知っていたかという点については「それは絶対信じてください。知らなかったです」と力を込めて否定したという。加藤は「僕はないだろうなと思いました」との見方を示すも、「ただ、僕にも嘘をついていたわけだから、反社会的勢力だっていうことも知っていただろうと思う人がいてもしょうがないと思う」と話した。
さらに、「ただ、これからのあいつの立ち振る舞いと、反省も含めて、謹慎の中で何ができるのか。亮ははっきりとお金をもらいましたと言った。言ったってことはそのお金をどうするのかっていう部分もある。そこは謹慎中にお前が考えてやれって言いました」と語った。
