JR西日本は20日、伯備線・姫新線・津山線を巡って岡山県内を一周する列車「岡山漫遊ノスタルジー」を8月3日に運転すると発表した。
「岡山漫遊ノスタルジー」はキハ47形「ノスタルジー」車両(2両編成)で運行。岡山駅を8時51分に出発し、総社駅・備中高梁駅・新見駅・中国勝山駅・津山駅・建部駅を経由して18時32分に岡山駅に帰着する。当日はオリジナルヘッドマークの掲出を予定している。
おもな停車駅では、地域の魅力を生かしたおもてなしを用意。総社駅では36分間停車し、郷土芸能「山手福山合戦太鼓」の披露や地元特産品の販売、ご当地キャラクター「チュッピー」よる出迎え・見送りなどが行われる。備中高梁駅や新見駅でも、地元の人々やご当地キャラクターによる歓迎などを予定している。
中国勝山駅では56分間停車し、地元ガイド「勝山旅先案内人」と勝山の町並み散策を楽しむ。津山駅では1時間42分停車し、「津山まほらファーム」での桃狩りを体験。完熟桃をお土産として持ち帰ることができ、生みたて卵と搾りたて牛乳を使った「まほらプリン」が味わえる。車内ではおかやまぶどうアラカルト「HAPPY BOX」や千屋牛弁当を提供する。
日本旅行岡山支店主催による日帰り旅行商品として発売され、旅行代金は大人6,000円・こども3,500円。募集人数は約80名とされている。