ABCテレビ新人の増田紗織アナウンサーが21日、大阪市内の同局で行われた取材会に出席した。

増田紗織アナ -ABCテレビ提供

増田アナは26日、同局の番組『おはよう朝日です』(毎週月曜~金曜 6:45~)とABCラジオ『おはようパーソナリティ道上洋三です』(毎週月曜~金曜 6:30~)に出演したのち、午前10時台と11時台のABCラジオニュースで“初鳴き”(=アナウンサーとして初めて1人立ちし、生でニュースを伝えること)を行う。

また、初鳴きに先がけて、24日(23:15~)から、PR冠番組『サリーの6(ロック)おん!』が放送されることが決定した。新人アナウンサーがニュースデビュー前に番組に出演しするのは、同局のアナウンサー史上初のことになる。

研修デスクを務めた加藤明子アナウンサーとともに取材会に臨んだ増田アナ。「研修で先生方にいっぱい教えていただいたので、当日は思いっきり楽しみながら頑張りたいと思っています」と初鳴きに向けた意気込みを語った。

加藤アナは「彼女は、見た目とは裏腹に、なかなかタフなメンタルの持ち主です。女子校を出て慶応大学の法学部、そして趣味はダンスとゴルフという華やかさと、線の細いイメージがあったのですが、非常に研修にもタフに食らいついてきて。ギャップがあるのも彼女の魅力。ぜひ『サリーに6(ロック)おん!』という番組の中で個性が開花していったらいいと思います」とエール。

小さい頃からの愛称という「サリー」の名がついた新番組『サリーの6(ロック)おん!』については、「本当に光栄なことで、感謝の気持ちでいっぱい。たくさんの文字スーパーだったり、音響に助けられたなと思いました。皆さんと一緒に作り上げることができて楽しかったです」と感謝した。

東京都出身の増田アナは、5歳から小学校4年までニューヨークで過ごした帰国子女。帰国後は、中学・高校でダンス部に所属し、大学の4年間もダンスに打ち込んだ。「私をタフにしてくれたのは、ダンス部での中学・高校の6年間の部活です。上下関係だけでなく、朝イチから放課後までの厳しい練習で、簡単には折れない心が身についたと思います」と胸を張る。また、ゴルフを小学生から習っており、ベストスコアは89だという。

初体験である関西での暮らしについては「一番うれしかったのは、ご飯がとにかく美味しいこと! なので、そこでまずやっていけるなって思いました。また、加藤先生に『自分らしくて、いいいんだよ』っていうアドバイスをいただいたので、今はまったく不安はありません」と述べ、「バラエティが担当できるアナウンサーを目指します」と意気込んだ。