女優の深田恭子が、主演するフジテレビ系ドラマ『ルパンの娘』(7月11日スタート、毎週木曜22:00~ ※初回15分拡大)での泥棒スーツの全身ビジュアルが24日、公開された。

深田恭子(左)と瀬戸康史=フジテレビ提供

深田演じる泥棒一家“Lの一族”の娘・三雲華が、警察一家の息子・桜庭和馬(瀬戸康史)と真剣交際しながら、ついつい一家の泥棒の手助けをしてしまう同作。このスーツのデザインを担当したのは、人物デザイナー・柘植伊佐夫氏だ。

柘植氏は、舞台、映画、歌舞伎、音楽など多岐にわたってデザイン、スタイリングを担当。ドラマでは『龍馬伝』(NHK、10年)、『平清盛』(NHK、12年)、『精霊の守り人』シリーズ(NHK、16~18年)などの人物デザイン監修を担当し、映画『ヤッターマン』(09年)では、深田が演じたドロンジョの衣装デザインも手がけている。

スーツの素材にこだわったという柘植氏は、特撮戦隊もののようなスーツとは異なる、新たなイメージを作り上げたいと考え、誰もが想像しやすいエナメル素材や皮の素材などを中心に置かずに、今回あえてノスタルジック感を醸し出し、光の反射で色合いが多少変化するベルベット素材を採用。それぞれの衣装カラーには、華の衣装であるレッドカラーをまず決定し、そこを基準として、他の役柄のカラーを選考した。

そして、ポスタービジュアルを公開。泥棒スーツを着用してそれぞれのポーズを決めている“Lの一族”の華、尊(渡部篤郎)、悦子(小沢真珠)、渉(栗原類)、マツ(どんぐり)、巌(麿赤兒)と、それを追いかける桜庭和馬(瀬戸康史)という構図だ。瀬戸は、今作のために筋力トレーニングを積み重ね、およそ10kgもの増量を行ったという。

また、サカナクション「モス」に決定。サカナクションがフジのドラマ主題歌を担当するのは『dinner』(13年)以来、およそ6年ぶりとなる。

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