日本経済新聞出版社は6月21日、お笑いのメカニズムを活用した企業研修「コメディケーション」を展開する株式会社俺代表の中北朋宏氏による書籍『「ウケる」は最強のビジネススキルである。』を発売した。価格は税別1,500円。

  • 『「ウケる」は最強のビジネススキルである。』(税別1,500円)

    『「ウケる」は最強のビジネススキルである。』(税別1,500円)

コメディケーション(コメディ+コミュニケーションを掛け合わせた造語)とは、6年間の芸人生活後に人事コンサルティング会社へ就職した著者が、500社以上の人事・経営者に相対する中で、「組織の課題はコミュニケーション不足から起きていることが多い」と感じ、「笑いのメカニズムを活用すれば解決できるのではないか?」と考えたことから生まれたもの。

本書では、著者が行っているコメディケーション研修の中から、職場やビジネスの現場を楽しくし、コミュニケーションを円滑に行うためのアイデアや技術を抽出。「上司と部下が本音で話をしない」といった様々な仕事の悩みを「笑い」で解決するためのノウハウを紹介している。内容は、ある企画の営業部を舞台にしたストーリー仕立てとなっており、スキルの活用イメージがつきやすいようにしたという。

著者の中北朋宏氏は1984年生まれ。俺代表取締役。NSC東京・吉本総合芸能学院に入学し、浅井企画へ転籍。6年間の芸人生活後、シェイクに転職し、5年間人事コンサルティング業務や研修講師に携わる。