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【この記事のエキスパート】
DIYアドバイザー・防災士・福祉住環境コーディネーター2級:鈴木 ひろ子

DIYアドバイザー・防災士・福祉住環境コーディネーター2級:鈴木 ひろ子

DIYアドバイザーを取得後、NHK「住まい自分流」の番組講師出演。
JAPAN DIY HOMECENTER SHOW:10回、日本ホビーショー:2回、イベントDIY講師:公民館・ホームセンター・小学校・生涯学習などで、DIY講師を行いDIY普及に貢献しています。

また、「快適住まい」をモットーに高齢者やお子様にやさしい住まいを提案しています。
最近特に注目の女性も取り組みやすいDIYも提案しています。
地域の防災アドバイザーをしています。


シリコンスプレーは「べたつかない」が特徴の潤滑(じゅんかつ)剤です。すべりが悪くなったドアや窓のサッシに吹きかけてあげれば、スムーズに開閉できるようになります。本記事では、自転車やバイクなどに使える、シリコンスプレーの選び方やおすすめ商品を紹介します。

シリコンスプレーとは

出典:Amazon

シリコンスプレーとは、シリコーンオイルを主成分としたスプレーのことです。非常に使い勝手がよく、もののすべりをよくしたり、撥水性を持たせる、つや出しができるなど、さまざまな効果があります。

ただし、火気が厳禁であるなど、取り扱いに注意しなければならないという点もありますので、よく特性を理解して使ってみてください。

シリコンスプレーの種類

シリコンスプレーには、おもに「石油系溶剤タイプ」と「無溶剤タイプ」があります。

石油系溶剤タイプ:金属製品向け

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石油系溶剤タイプは、自転車やバイクなどのメンテナンスに使います。サビてしまった部分のすべりをよくしたいときにはピッタリです。

自電車やバイク以外では、機械部品や金属製品などへの吹きつけにも適しています。なお、石油系溶剤タイプはゴムやプラスチックに使えない製品もあるので、購入する前に確認しておきましょう。

無溶剤タイプ:金属や紙・木材にも使える

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一般的にご家庭で使われているのは、無溶剤系のシリコンスプレーです。紙・ゴム・プラスチック・木材に使用できるなど、用途の幅が広いのが特徴。有機溶剤系のシリコンスプレーは、ゴムやプラスチックに使用できないものがあります。見た目が似ているスプレーもあるので、商品の説明を確認してから購入しましょう。

無溶剤系も有機溶剤系も目的は同じすべらせることですが、有機溶剤系は成分を安定させるために有機溶剤を使用しています。家庭で使用する場合は、さまざまな用途で活用できる無溶剤系をおすすめします。

シリコンスプレーの選び方

出典:Amazon

それでは、シリコンスプレーの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の4つ。

【1】適応している素材
【2】においと速乾性
【3】容量
【4】主要メーカー

上記の4つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】適応している素材をチェック

シリコンスプレーは、金属・ゴム・プラスチック・木材・紙など、さまざまな素材のすべりをよくするもの。すべりが悪くなったところに、シュッと吹きつけるとすべりがよくなり、ツヤ出しや防水効果も期待できます。ただし、防水効果を期待してスプレーを使用する場合、吹きつけるものの素材が使用可能なものであるかはチェックする必要があります。

なかには用途に合わせて、バイク専用・釣り専用・カー専用・敷居(しきい)すべり専用・ファスナー専用なども。ほかにはウイッグにも専用のシリコンスプレーがあり、こちらにはヘアーオイルが含まれていることもあります。

【2】においと速乾性をチェック

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屋外でのメンテナンスにシリコンスプレーを使う場合は、それほどにおいは気になりませんが、屋内や車内で使うなら、においの有無も確認したいところです。

おもな使用場所が屋内になるという方は、無香性タイプを選択するといいでしょう。できるだけ早く乾いてほしい場所にシリコンスプレーを使う場合は速乾性の確認も忘れずに。

【3】容量をチェック

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シリコンスプレーは、すべりが悪くなったところにひと吹きするだけ。手軽にすべりが復活するため、一本用意しておくといろいろな場面で活用できます。

ツーリング・釣り・ドライブなど、なるべく荷物を軽くしたいときは、小さいサイズを用意すると便利です。家で使うものと出先で使うものを容量で使いわけるのもいいでしょう。

【4】主要メーカーをチェック

出典:Amazon

シリコンスプレーを販売しているメーカーは多くあり、それぞれに特徴があります。呉工業やエーゼットは多くのホームセンターでも取り扱われており、使用用途などがわかりやすく記載されているのがポイントです。

それぞれの特徴としては、呉工業は金属、ゴム、プラスチックなど素材を問わず使用できるシリコンスプレーを販売しています。エーゼットはすべりがよくツヤが出るようなスプレーを販売しています。

そのほかのメーカーに関しては、ホームセンターや工具店が独自で販売している製品などもあり、こちらはプロ向けのものも多いため、一般の方には使い方がわかりづらいこともある、という注意点があります。

エキスパートのアドバイス

【エキスパートのコメント】

シリコンスプレーは家庭に1本あると便利!

シリコンスプレーには、無溶剤系と有機溶剤系があります。無溶剤系は多くの素材に使用できますが、有機溶剤系は、ゴムやプラスチックなどに使えない場合があるので注意しましょう。

取り扱いの注意点は、火気厳禁であること、高温に注意すること、吸入しないこと、床には吹きかけないこと、電化製品に使用する場合は必ず電源をきることです。電源をきらずに使用すると、電化製品がショートする場合もあり、大けがにつながってしまうかもしれません。手に触れると溶剤が落ちにくいので、使用するときは手袋をするといいでしょう。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)