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メガネレンチはボルト・ナットを締めたり緩めたりするための道具です。形状や素材、寸法や長さ、規格、構造など、いろいろな種類があり、どれを選んだらいいのか迷うでしょう。本記事では、メガネレンチの選び方とおすすめの商品を紹介します。オフセットの他、超ロングやストレートタイプ、ラチェット式もピックアップ。

メガネレンチとは

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メガネレンチとは、ボルトやナットを絞める、または緩める目的で使用する12角のレンチです。

一般的なナットやレンチは2面接触であるのに対して、メガネレンチは6面接触です。6面でしっかりとボルトやナットを固定できるため、一般的なスパナよりも本締めがしやすい特徴があります。

両方が12角レンチでメガネのように見えるものが一般的なメガネレンチです。レンチの片方に違う工具のある、コンビネーションタイプのメガネレンチもあります。

メガネレンチの選び方

それでは、メガネレンチの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の3つ。

【1】メガネレンチの種類
【2】長さやサイズ
【3】セットかどうか

上記の3つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】メガネレンチの種類をチェック

メガネレンチにはさまざまな種類があります。それぞれの使用用途から選ぶ場所に適した種類を選ぶことが大切です。

オーソドックスなオフセットタイプ

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オフセットタイプは傾斜が付いているメガネレンチです。平らな場所でもナットやボルトを締められます。

JIS規格で決められている15度・45度・60度に加えて、45度にさらに6度の傾斜を付けた45度×6度タイプがあります。オフセットタイプは、一般的かつ基本のメガネレンチです。いろいろなシーンで活用できるため、1本は持っておきたいアイテムです。

狭い場所での作業にストレートタイプ

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奥まった場所や狭い場所にあるボルトやナットへ使うのに向いているのが、ストレートタイプです。メガネレンチの本体がまっすぐになっているため、オフセットタイプでは届かない狭い場所にも届きやすくなっています。

ストレートタイプのなかには、本体をより長くして届きにくい場所のボルトやナットにも使えるアイテムもあります。

外さずに連続で回せるラチェットタイプ

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ラチェットタイプのメガネレンチは、レンチをボルトやナットから外さずに回せるのが特徴です。ボルトやナットを回すときに都度外す手間がないため、効率よくボルトやナットを回せます。

狭い場所では使用できませんが、広い場所なら作業効率が上がります。アイテムによっては右回転、左回転、固定の切り替えができるダイヤルがついているものもあります。

土木や建築現場にはシノ付きタイプ

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片方がレンチとして使える輪っか、片方に円錐状のシノが付いているのが、シノ付きタイプのメガネレンチです。メガネレンチのなかでも、シノ付きタイプは土木や建設現場で使用されるのが特徴です。

シノで鉄骨部分をえぐったあとに、メガネレンチを合わせてボルトやナットを回します。シノ部分が作業に適した、持ちやすい形状になっているのが特徴です。

叩いて締められる打撃タイプ

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ボルトやナットのサイズが大きい、またはかたい場合に向いているのが、打撃タイプのメガネレンチです。メガネレンチの本体そのものが大きく、片方は輪っか、片方がハンマーのような四角の形状になっています。

四角の部分でボルトやナットを叩き、浮かせて回しやすくできます。打撃タイプのメガネレンチは本体サイズが多いものがそろっているので、使用するシーンに合うサイズかどうかを確認しておきましょう。

【2】長さやサイズをチェック

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メガネレンチはボルトナットに噛ませ回転させることで、締めたり緩めたりする作業をします。きつくかたくしまっているボルトやナットを緩める場合など、相当な力を必要とします。その場合、ある程度メガネレンチの肢の長さがあると、テコの原理を利用して少ない力で回すことができます。

しかし、スペースがない場所では、あまり長いメガネレンチは向きません。このように使用する場所にあった長さを選ぶ必要があります。そして、メガネレンチの引っ掛け部分のサイズもボルトナットに合わせないといけません。

メガネレンチは両端に、噛ませるメガネ部分がついています。締めたり緩めたりする、ボルトやナットのサイズをきちんと確認してから購入するようにしましょう。

【3】セットかどうかチェック

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メガネレンチは、単品でもセットでも販売しています。ボルトナットの締めつけ作業が多くなるのであれば、一般的なサイズのセットを持っておくのもいいでしょう。あまりボルトナットの使用頻度が高くない、使用するサイズもマチマチ、ということであれば、使用する際に使用するボルトナットに合わせて単品を購入するのもいいでしょう。

セットで買ったはいいけれど、いざ使うときにジャストサイズが入っていない、なんてことがあっても困ります。使うときに1本ずつ揃えていくのも手です。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)