俳優の菅田将暉が、主題歌を歌うカンテレ・フジテレビ系ドラマ『パーフェクトワールド』の最終話(25日21:00~)に出演することが21日、明らかになった。
車いす生活で生涯1人で生きていくと決めていた建築士・鮎川樹(松坂桃李)が、高校の同級生・川奈つぐみ(山本美月)と再会し、心を通わせていくことで2人の生き方が変化していく同作。菅田の役柄は明かされていないが、「松坂桃李と共演する重要なシーンに出演することは間違いない」という。
事務所の先輩・後輩である2人。共演を終え、松坂は「映画『キセキ-あの日のソビト-』(17年)以来だなと思いました。純粋にうれしかったですね。主題歌を歌ってくれる方に出演していただくのは、俳優側からしたらすごくうれしいし、応援をもらった感じがしました」とのこと。
さらに、「菅田に関しては、兄弟的な家族的な、ちょっとアットホーム感がありましたね。撮影の合間は互いにリラックスして、たわいもない話をしていました。(菅田が歌う)主題歌も終盤に向けて、だんだん歌詞とより濃くリンクしてきますし、ぜひ楽しみにしてください」と感想を述べた。
一方の菅田は、出演オファーに「ビックリしました! (演じる上での)関わり方が大事だなと思っていたんですけど、主題歌の“まちがいさがし”に、かけた役だったので『なるほど!それはぜひ参加したいな』と思いました。共演は一瞬でしたが『これが桃李くんの座長の組か』という感じで。いい顔をされていましたね」と笑顔。
また、ドラマを「欠かさず見ている」と話す菅田に見どころを尋ねると「ラブストーリーを軸にしながら、その中で人間関係の“まちがいさがし”をしていく。それをすごくストレートに描いていて、視聴者としては、本当にまぶしいくらいピュアで、素直に感じます。すでに自分の経験と重なって共感してくださる方もいるだろうし、こうなれたらいいなという方もたくさんいるだろうし。きっと、みんなも、こういうぶつかり方をしたいんですよね」といい、「(最終回は)どんな形であれ、皆が幸せになってほしいです。これだけ大変なことがあるからこそ、最後くらい笑顔で終わってほしいなというのは、いち視聴者として思っています。で、(樹が飼う犬の)チャコが“ワンッ!”と鳴いて終わるというね(笑)」と行く末を願っていた。