フジテレビのドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』(毎週日曜14:00~ ※関東ローカル)では、美容整形で人生の再出発に賭けた女性たちに密着する『シンデレラになりたくて…2019 ~後編~』を、23日に放送する。
今年で第4回となる「整形シンデレラオーディション」。オーディションを通過すれば、手術費は全額無料で、ファイナリストに選ばれれば、来場者3万人を超えるイベント「ガールズアワード」でランウェイを歩くことができ、グランプリには賞金300万円が贈られる、まさに現代のシンデレラストーリーだ。
今回の主人公は、これまでのオーディションでは出会うことのなかった意外な経歴を持つ2人の女性。
1人目は、参加者の中で唯一の母親である山田麻莉亜(やまだまりあ)さん(22)。彼女は、2年前にひき逃げ事故に遭遇し、一命はとりとめたものの、その顔や体に大きな傷跡が残ってしまった。当初は、「傷跡さえ消せれば…」と考えていた彼女だが、自分の可能性を試したいと顔の美容整形も決意。ガールズアワードのランウェイで、「カッコいいママ」の姿を夫や息子に見せることはできるのか…。
2人目は、穴久保りお(あなくぼりお)さん(20)。趣味のコスプレをきかっけに美容整形を決意した彼女が抱えていたのは、発達障害だ。中学生のころから症状がひどくなり、自殺未遂を起こしたこともある。仕事も長続きせず、ニート生活を送っていた。そんな彼女の目的は、「美容整形をきっかけにして、自分の中身を変える」ということ。ところが彼女は“意外な決断”をすることになる…。
夢の舞台である「ガールズアワード」のランウェイを歩けるのは、5人のみ。前回の「前編」で密着した地下アイドルの尾上七海(おのうえななみ)さん、マスクが外せない加藤叶華(かとうきょうか)さんを含め、彼女たちは夢をかなえることができるのか…。
人生の再出発をかけた彼女たち、そして、それを見守る家族の姿を、今週も俳優・中村繁之の語りで追っていく。
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