ヤマハは6月19日、サウンドバー「YAS-109」を発表した。7月上旬に発売する。価格はオープンで、推定市場価格は26,000円前後(税別)。

  • サウンドバー「YAS-109」

YAS-109は、テレビの前に置いても邪魔にならないよう高さを抑えたサウンドバー。5.5cmフルレンジスピーカー×2基のほか、高域再生用に2.5cmツイーター×2基、低域再生用に7.5cmサブウーファー×2基を内蔵する。

最大出力はフロントが30W+30W、サブウーファーが60Wとなっている。本体には音声コントロール用マイクを内蔵。音声アシスタント「Amazon Alexa」に対応し、話しかけるだけで曲の再生 / 停止 / 音量調整などが行える。

  • 自宅のWi-Fiに接続することで、Amazon Alexaを利用できる

有線LANポート(10BASE-T/100BASE-TX)×1基を搭載し、無線LAN(IEEE802.11b/g/n)に対応。Bluetoothもサポートする。ネットワークに接続するとスマホなどを経由せずに、音楽配信サービスから楽曲やアーティスト、ジャンルなどを指定して音楽を再生可能だ。対応サービスはSpotifyとAmazon Music。専用アプリ「Sound Bar Controller」と連携でき、スマホ / PC / NASに保存された音楽コンテンツも楽しめる。

サラウンド機能として、バーチャル3Dサラウンド技術「DTS Virtual:X」を搭載。前方 / 左右 / 後方 / 高さ方向の音場を再現するという。映画 / テレビ番組 / 音楽 / スポーツ / ゲームといった5種類のサラウンドモードを用意し、コンテンツに合わせて最適な3D音場を再現する。人の声やナレーションの音声を聴きやすくする「クリアボイス」、低音を増強する「バスエクステンション」などの機能も備えた。

インタフェースは入力用にHDMI×1系統、光デジタル×1系統。出力用にHDMI×1、外部サブウーファー出力×1系統を搭載する。Bluetoothのバージョンは4.2で、コーデックはSBCとAACに対応。本体サイズはW890×D131×H53mm、重さは3.4kg。