じめじめした季節が近づくと気になるのが「水虫」。水虫の原因菌である「白癬菌」は、高温多湿の環境を非常に好む菌であるため、梅雨時期から夏場にかけてのムシムシした時期に最も繁殖しやすい季節となる。

ところで、誰もが知っている水虫だが、どれぐらいの人が感染してどのような対策をとっているのだろうか。今回、マイナビニュース会員400名に「水虫」をテーマとしたアンケートを実施したので、詳しく見ていこう。

  • 水虫経験者に対処法などを聞いてみた

Q.これまでに水虫にかかった経験はありますか

1位: かかったことがない(47.3%)

2位: かかったことがある(半年以上前に経験)(29.0%)

3位: 現在、かかっている(15.8%)

4位: 直近でかかった(半年以内に経験)(7.8%)

Q.「水虫かな?」と思った理由を教えてください

1位: 足にかゆみを感じた(37.4%)

2位: 足の皮めくれがおきた(29.9%)

3位: 足の指の間がグジュグジュしてきた(20.4%)

4位: 足裏・かかとがカサカサしてきた(10.4%)

  • 「水虫かな?」と思った理由を教えてください

Q.水虫の感染経路は何だったか覚えはありますか

1位: わからない(43.1%)

2位: 銭湯/温泉/SPA(19.9%)

3位: 実家や知り合いの家(17.5%)

4位: 会社/学校(7.6%)

5位: スポーツジム(5.7%)

  • 水虫の感染経路は何だったか覚えはありますか

Q.水虫になったとき、どのように対処しましたか

1位: 市販薬(64.9%)

2位: 通院(25.1%)

3位: 特に対処しない(13.3%)

4位: 皮膚をこする/削る(12.8%)

5位: その他(1.4%)

  • 水虫になったとき、どのように対処しましたか

Q.水虫対策として普段から実践していることがあれば教えてください

1位: 特にない(37.5%)

2位: 帰宅後、すぐに足を洗う(26.8%)

3位: 常に薬をつける(15.0%)

4位: 外出中に、できる限り靴を脱ぐ(14.8%)

5位: 家の中も裸足で歩かない(14.0%)

  • 水虫対策として普段から実践していることがあれば教えてください

6割超が回答した水虫の対処法は「市販薬」

マイナビニュース会員400名に水虫になった経験の有無を聞くと、「はい」と回答した人は半数超の211名で、およそ2人に1人は水虫で苦しんだ経験があることがわかった。

続いて、211名の水虫感染者に「水虫かもしれない」と感じた理由を聞いたところ、最も多かったのは「足にかゆみを感じた」(37.4%)だった。やはり「足のかゆみ=水虫」というイメージを抱きやすいようだ。他には「足の皮めくれがおきた」(29.9%)や「足の指の間がグジュグジュしてきた」(20.4%)が上位にランクインした。

水虫の感染経験者に感染経路を尋ねてみると、「わからない」という回答が4割以上を占めて1位だった。以下、「銭湯/温泉/SPA」(19.9%)、「実家や知り合いの家(17.5%)」、「会社/学校(7.6%)」と続いた。水虫は大多数の人が利用する大衆浴場やスポーツ施設などで感染しやすいため、日頃から利用する機会が多い人は注意を払った方がいいだろう。

水虫の対処法を聞いたところ、「市販薬」(64.9%)が5人に3人以上の支持を得て1位となった。2位の「通院」(25.1%)との開きはおよそ40ポイントあり、自分の好きな時間に塗ってケアができる市販薬が対処法として圧倒的人気のようだ。そのほかの自由回答では「食用酢をつける」「氷を当てる」などの意見が寄せられた。

日頃から行っている具体的な水虫対策としては「帰宅後、すぐに足を洗う」(26.8%)や「常に薬をつける」(15.0%)などの意見があがったが、約3人に1人が「対処しない」と語っており、そのつらさを知っていながらも具体的な対策は講じていないことが浮き彫りになった。

さまざまな対処を行っていても、どうしても水虫になってしまった場合は、市販薬を購買したり、通院したりして早めに対処を行うことをオススメする。特に水虫の市販薬は、クリーム・スプレー・パウダーなど、さまざまな剤形で販売されており、各自の症状に合わせて対処してもらいたい。

調査時期: 2019年6月11日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性287名 女性113名
調査方法: インターネットログイン式アンケート