京浜急行電鉄とアイカサ、サムライインキュベートの3社は、日本初という傘のシェアリングサービス「アイカサ」の実証実験を品川駅高輪口(西口)エリアにて開始した。

  • 「アイカサ」イメージビジュアル

「アイカサ」は、アイカサスポットと名づけた傘立てを設置するだけで、1日単位で傘のシェアリングができるサービス。今回、品川駅高輪口(西口)エリアを雨の日も傘の心配なくシームレスに移動できる街にすることをめざし、商業施設やオフィスビルなど10カ所に傘立てを設置し、合計で80本の傘を用意する。

利用者はLINEアプリ内でアイカサと友達になり、アイカサスポットの場所と本数を検索。アプリ内で「傘を借りる」をタップし、傘立てにある傘の持ち手にあるQRコードをスマホで読み取ることで、傘を借りた状態になる。返すときは傘立てにある返却用QRコードを読み込み、傘を戻すと返却したことになる。利用料金は24時間70円。月額420円で何度でも利用できる。各種クレジットカードまたは「LINEPay」で決済する。

  • 傘が借りられる「アイカサスポット」一覧

特典として、70円利用するごとに京急プレミアポイントを1ポイント付与し、期間限定の京急グループ施設のクーポン券を配信。サービスの開始を記念し、7月31日まで70円利用するごとに70ポイントを付与する。この期間中は、京急プレミアポイントカード会員なら実質無料でアイカサを利用できる。実証実験の期間は8月31日までとなる。