お笑いコンビ・メイプル超合金の安藤なつと、元でんぱ組.incでタレントの最上もがが、あす21日に放送されるNHK Eテレのドラマ『オリガミの魔女と博士の四角い時間』(6月は毎週金曜22:45~23:00)に“ネズミ姉妹”役で出演する。
このドラマは、折り紙研究に情熱を傾ける主人公・折鶴博士(滝藤賢一)と、博士に憧れる少年ノボル(小山春朋)、博士に恋心を抱くイタズラ好きなオリガミの魔女(声:尾上菊之助)が、日本が世界に誇る「オリガミ」の世界を、ファンタジックに描くもの。
21日の放送では、深夜に博士が目を覚ますと、苦手なネズミの鳴き声が。勇気を出して 鳴き声のほうに近づくと、2人のデコボコ姉妹(姉:安藤&妹:最上)が姿を見せる。 どうやらケンカの最中に巣が壊れ、魔女のイタズラでネズミが人間になってしまったようで、住みかを失くした姉妹に詰め寄られた博士は、新しい巣を作らせられることになる。
今回の衣装について、姉ネズミは大ざっぱで豪快な性格なので、原色のカラフルな印象に仕上げた一方、妹ネズミはキッチリしている性格ということで、落ち着いた雰囲気の色味に。真逆のイメージの衣装でも、2人は姉妹のため、ベレー帽・アームカバー・尻尾という共通のアイテムをつけ、リンクする部分を作ったという。
また、安藤と最上はプライベートでも仲が良いそう。今回の折り紙のテーマは「葉っぱの器」だが、2人が素で折り紙を楽しんでいる雰囲気で撮影が進んだ。
この折り紙を作るのは、複数のパーツを組み合わせる「ユニット折り紙」という手法で、色とりどりの葉っぱを組み合わせていく
劇中では、ネズミ姉妹が協力して作っていくが、筒井梨絵プロデューサーは「折り紙は1人で折るもの、というイメージを持っている方も多いと思いますが、2人で作る折り紙も2倍楽しくなるかもしれません。誰かと一緒に作業をする場合、どちらか片方が急ぎ過ぎてもお互いが気持ちよくないし、全く同じ作業をしても、効率が悪くなってしまいます。1つの折り紙作品を2人で作ることを通して、いちいち気が合わなかったネズミ姉妹が、大事なことに気付いていく様子を、一緒に見守ってみてはいかがでしょうか」とコメントしている。