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【この記事のエキスパート】
ふくふく動物病院 院長:平松 育子

ふくふく動物病院 院長:平松 育子

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院を2006年に開業。得意分野は皮膚病です。2019年4月より皮膚科と内科中心の病院を目指していきます。飼い主さまのお話をしっかり伺い、飼い主さまと協力し合いながら治療を進めていくように心がけています。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。


愛猫といってもにおいが気になってしまうことはあるのではないでしょうか。快適に猫と過ごすためには、におい消しグッズは欠かせないものです。この記事では、猫のにおい消しグッズの選び方や実際の商品などをご紹介します。

マーキングや粗相してしまったときのおしっこ臭い消しに
猫のにおい消しの選び方

まずは、猫のにおい消しの選び方をご紹介します。

【1】置き型かスプレーか、目的にあったタイプを選ぶ

出典:Amazon

【エキスパートのコメント】

猫のにおい消しは大きく「置き型タイプ」と「スプレータイプ」の2種類に分かれます。1日を通してにおい対策をしたい場合には「置き型タイプ」、必要に応じて瞬間的に使用したい場合は「スプレータイプ」がいいでしょう。両方のタイプを利用し、臨機応変ににおい対策をすることもおすすめです。

置き型タイプの場合、こぼれた液体をなめると、中毒や体調不良を起こす可能性があるので、猫が倒さない場所に置くか、液体が入っていないもの・こぼれないものを選ぶようにしましょう。

【2】においを断ち切る消臭剤タイプがおすすめ

出典:Amazon

【エキスパートのコメント】

におい消しには、「いい香りで気になるにおいをわからなくする」ものと「根本的ににおいのもとを断ち切る」ものがあります。購入前に、製品がどちらのタイプなのかを確認しましょう。

消したいにおいが強烈なものであれば、においの原因を断ち切るタイプでないといつまでもにおいが残ってしまうでしょう。ただし、においの原因を断ち切るタイプのもののなかには、その商品のにおい自体が気になるというケースがありますので、まずはお試しサイズを購入して試してみることがおすすめです。

【3】体臭よりも糞尿のにおい対策を重視して

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猫はグルーミングと呼ばれる毛づくろいをよくするので、体臭が気になるということはあまりありません。匂いが気になるのは糞尿のほうです。糞尿の匂いを消臭したいのであれば、次亜塩素酸系・バイオ系などの消臭剤を使うとよいでしょう。

これらの消臭剤はとくに、マーキングをされたときなどにも気になるおしっこのにおいを消臭してくれる作用があります。

【4】安全に使えるかもチェック

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【エキスパートのコメント】

スプレーした後が気になって、猫がにおいをかいでしまったり、においをかぎながらなめてしまう場合があります。多くの猫用スプレーは安全面に配慮されていますが、薬品が入っている場合は注意が必要です。

また、天然成分由来のものもありますが、猫にとって有害な成分が含まれていないかどうか確認することが大切です。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)