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【この記事のエキスパート】
空間デザイン・DIYクリエイター:網田 真希

空間デザイン・DIYクリエイター:網田 真希

「インテリア空間デザイン」「スタイリング」「写真」「テレビ撮影」「監修」「執筆」などフリースタイルにて幅広く活動中。

予算100万円で自身が住む自宅をフルリノベーション、古材、流木などを使った家具作りが話題となり、様々なメディアにて取り上げられている。

幼少期から物作りが好きで、何でもまず作ってみる、やってみる精神、そんな好きが高じて、趣味から現在のお仕事に発展。


工作やお店のポップなど、発泡スチロールやスチレンボードを利用する機会がある人は多いのではないでしょうか。そんな発泡スチロール製作に欠かすことができないのが発泡スチロールカッターです。この記事では、発泡スチロールカッターのおすすめと選び方をご紹介します。

発泡スチロールカッターの選び方

それでは、発泡スチロールカッターの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の3つ。

【1】カッターの種類・タイプ
【2】発熱方式
【3】価格

上記の3つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】カッターの種類・タイプをチェック

発泡スチロールカッターは形や切断方式によってタイプがわかれます。それぞれの用途と特徴をみていきましょう。

▼ペンタイプ

出典:Amazon

「ペンタイプ」はペンのようにして持って使うカッター。ペンの先についているピンが発熱をし、発泡スチロールを溶かしながらカットしていくものです。ペンタイプなので、たとえば、発泡スチロールに絵を描いたりすることが可能。発泡スチロールを使った造形にも適しています。

【エキスパートのコメント】

最近では、発泡スチロールにレンガ柄を掘り、ペイントして壁に貼りつけることで、壁紙では表現できない立体感を出すことができ、とてもリアルなレンガを楽しむことができます。そんな造形をしたい方にもおすすめなのがこのペンタイプです。

▼アーチ型タイプ

出典:Amazon

100円ショップなどでも最近は手に入れることが可能な「アーチ型」。コの字形にワイヤー(ニクロム線)が張ってあり、そのワイヤーが発熱することにより、発泡スチロールをカットすることができます。

【エキスパートのコメント】

アーチ型タイプはコの字の幅以内の厚さの発泡スチロールがカット可能です。発泡スチロールをアルファベットに切り抜いたりしたりするのにも便利ですし、カットするだけでなく、形作りしながらのカットに最適でしょう。

▼卓上タイプ

出典:Amazon

刃物側でなく、発泡スチロールの方を動かして切断、加工をするのが据え置きで使う卓上タイプです。細かい作業や安定した切り出しをおこなえるのが特徴です。本格的で正確な作業ができる反面、価格的には高価なものが多くなります。

▼ノコギリタイプ・刃物タイプ

出典:Amazon

ノコギリタイプの発泡スチロールカッターは、造形するというよりは、大きな発泡スチロールをこまかく裁断したいというときに向いています。細かい作業というよりはザクザクと裁断するイメージ。小さめの刃物タイプはカッターのように使い、直線切りで威力を発揮します。

【エキスパートのコメント】

ノコギリタイプの場合は、発熱をしないで切るため、どうしても切断面がガサガサになり、クズが出てしまうところがデメリットになります。ほかのタイプは発熱で溶かしながらの切断なので、クズなどは出にくいです。

【2】発熱方式をチェック

出典:Amazon

【エキスパートのコメント】

一般的に主流である発泡スチロールカッターの発熱タイプには、電源式(コンセントでの電気供給)と、電池式があります。

電源式なら、電源さえあればどこでも使用できますし、電池切れの心配もありません。電池式なら、屋外での作業など、どこでも使用することができますが電池交換の必要があります。

電源式と電池式では、電源式のほうが比較的サイズが大きくパワーも強力。電池式は電源式に比べ、電気容量が少なくなります。大きい発泡スチロール、厚みのある発泡スチロールのカットが必要であれば、電源式をおすすめします。

【3】価格をチェック

出典:Amazon

【エキスパートのコメント】

発泡スチロールカッターには、セリアやダイソーなど100円ショップで買えるような安価なものから、高度で繊細なカットが可能な、高価な卓上のものまで存在します。使用頻度が少なく、カットするだけなら、高価なものは必要ありません。

逆に、精密なカットが必要であれば、高価な卓上の発泡スチロールカッターが必要になります。ご自身の使用頻度や、制作する場合の必要な精密度や、価格のバランスを見て購入するとよいでしょう。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)