女優の山本美月が、きょう18日に放送されるカンテレ・フジテレビ系ドラマ『パーフェクトワールド』(毎週火曜21:00~)第9話の見どころを語った。
前回の第8話では、長野・松本市で起きた地震が原因で連絡が取れなくなった樹(松坂桃李)をつぐみ(山本)が見つけて助けた一方、東京に住むつぐみの婚約者・是枝(瀬戸康史)と樹のヘルパー・葵(中村ゆり)は、急いで松本へと車を走らせるが、樹が助かったとの知らせを聞いても、心の中では別の不安を募らせていた。そんな思いをよそに、樹とつぐみは自分たちの意思で再会。樹が「後悔があるんだ」と言いかけたところで物語は終わった。
今夜の第9話では、自分の気持ちにウソをつけなくなった樹に、静かに怒りをあらわにした是枝が樹の部屋にやってきて…。さらに樹は、区切りをつけようと葵に話を持ちかけるが…。
初恋の樹と幼なじみの是枝との間で揺れ動く、つぐみを演じる山本は「鮎川君との恋愛と、ヒロ(是枝)との恋愛、それぞれに応援してくれる方がたくさんいると思います。心の中で鮎川君を消せないまま、誠実にヒロと向き合うのは難しかったです(笑)」と本音を吐露。さらに、「ヒロとつぐみは似ている部分があって…。つぐみが鮎川君のことを想う気持ちと、ヒロがつぐみのことを好きで諦めないって想ってくれる気持ちが重なって、つぐみはプロポーズを受けたんだと思います」と分析した。
また、番組スタート当初、鮎川派か是枝派かとの問いに、悩んだ末に鮎川派と答えていた山本だったが、今あらためて尋ねると「鮎川君がいいです」とキッパリ。「前はちょっと迷いましたけど、今はまったく迷わないです。ヒロと居るとひたすらラクなんですけど…、それって恋愛じゃないんだなって気が付いたんです。また、つぐみとヒロみたいに、似た者同士は良き友達にはなっても、恋愛にはならないのかもしれませんね。でもあれだけつぐみを大切にできるヒロは幸せになるべきだな、とは思います」と答えた。
そして、終盤の見どころをたずねると「つぐみに関しては、いろいろな刺激を受けて、人として成長していく過程で自分の本当の気持ちに気付いていくところ。鮎川君に対して“大好き”というキラキラした部分だけではなく、高木夫婦と出会ったり、鮎川君から離れて生活したりすることで、つぐみは“恋は盲目”だけではなくなっていきます。仕事面での成長や、人としての深みに強さが加わるからこそ、鮎川君との関係も新たに生まれ変わっていくと思いますので、そこにも注目していただきたいですね」と呼びかけていた。