歌舞伎俳優の市川海老蔵が、俳優の長谷川博己が主演を務める2020年NHK大河ドラマ『麒麟がくる』の“語り”を担当することが決定した。17日、東京・渋谷の同局で行われた新たな出演者発表会見で発表された。
大河ドラマ第59作となる『麒麟がくる』は、戦国初期の戦乱の中、各地の英傑が天下を狙う一大叙事詩。大河ドラマとしては初めて智将・明智光秀(長谷川)を主役とし、その謎めいた前半生に光を当てながら、彼の生涯を中心に戦国英傑たちの運命の行く末を描く。
海老蔵は「2020年はオリンピックの年であり、私事ではありますが襲名の年でもあります。そのような節目の年にこのような大役をいただき、大変光栄に思っております。魅力的な作品づくりの一助となるよう、精一杯務めさせていただきます」とコメントを寄せた。