日本テレビ系ドキュメンタリー番組『NNNドキュメント’19』では、乳がんを宣告された中京テレビの恩田千佐子アナウンサーを追った『私…がんになりました。アナウンサーの乳がん闘病記』(中京テレビ制作)を、23日(深夜1:25~)に放送する。

  • 手術後の病室で娘(左)と対面する恩田千佐子アナ

入社27年目で、地元では誰もが知る恩田アナは2017年10月、50歳のときに乳がんと宣告された。夫を病気で亡くし、2人の子供を育てるシングルマザーにとって、思いもよらぬ「がん宣告」だ。

大切な子供たちはどうなるのか、アナウンサーとして仕事を続けられるのか…さまざまな不安と葛藤の中、彼女が決めたのは、自身の闘病を通して乳がんについて知ってもらうこと。そして、病との戦いが始まった。

どんな手術を受けるのか、全摘か部分切除か、放射線や抗がん剤治療は、そして仕事はいつまで休むのか…など、迫られる数々の決断。その1カ月後、番組で乳がんであることを告白し、休養に入った。

6時間に及ぶ手術、退院後の抗がん剤治療による吐き気や脱毛の苦しみの中、母を支え続けた子どもたちとの絆。そして、視聴者からのたくさんのメッセージも。仕事に復帰した彼女が今、思うこととは…。

  • 手術中の様子

  • 手術から1年後に娘とランチ

  • キャスター席の恩田アナ