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【この記事のエキスパート】
フードスタイリスト・料理家:江口 恵子
ナチュラルフード&スイーツカフェ ORIDO吉祥寺オーナー。
雑誌、広告、WEBサイトなどで、素材感、空気感のあるスタイリングと実生活に根付いた提案が人気。
講演会、料理教室、ケータリング、カフェとあらゆるシチュエーションで野菜たっぷりのおいしくて体に優しい料理を伝えるべく活動中。
ごはんに混ぜて炊くだけで、普段の食事に無理なく取り入れられる押し麦。栄養価が高く、ダイエット中の食事として活用する方も多いようです。この記事では、押し麦の選び方と、おすすめ商品を紹介。国産から海外産まで幅広くピックアップしています。
食物繊維がたっぷり!
押し麦の選び方
料理家の江口恵子さんに、押し麦を選ぶときのポイントを3つ教えてもらいました。
【1】精麦度合が低いものは食物繊維を多く摂取できる
【2】国産、輸入などの産地と有機栽培かどうかで選ぶ
【3】麦の種類や素材の質、育て方などで選ぶ
それぞれ解説しているので、参考にしてみてくださいね。
【1】精麦度合が低いものは食物繊維を多く摂取できる
【エキスパートのコメント】
完全精麦した真っ白いタイプの押し麦を目にすることが多いと思いますが、「胚芽(はいが)押し麦」「5分づき」「7分づき」など精麦度合の違うものもあります。胚芽押し麦は皮を取り除き胚芽部分を残していて、5分づき・7分づきはそれぞれ5割・7割の精麦度合です。
押し麦は米の「分づき米」ほど味と香りの違いに大きな差はありません。栄養的には精麦度合の低い、より玄麦に近いものを選ぶと、食物繊維やビタミン・ミネラルを多く摂取できます。
【2】国産、輸入などの産地と有機栽培かどうかで選ぶ
【エキスパートのコメント】
国産の大麦を使っている押し麦と、輸入の大麦を使っている押し麦があります。輸入の大麦は比較的リーズナブルな価格のものが多いです。
オーガニックにこだわる方は、「有機JASマーク」などがついたものを選ぶというのもひとつの方法です。商品を選ぶ際は、産地と表示のチェックもしてみてください。
【3】麦の種類や素材の質、育て方などで選ぶ
【エキスパートのコメント】
正直なところ、食べ比べてみても、各メーカーやブランドの押し麦の味や香りの差はそれほど大きくないようです。白米に押し麦を混ぜて食べる場合、押し麦よりも白米の味の違いによって麦ごはんの味が変わってきます。
押し麦はメーカーのこだわりの製法であったり、麦の種類や素材の質、育て方のこだわりなどで選ぶとよいでしょう。