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【この記事のエキスパート】
生活コラムニスト:ももせいづみ

生活コラムニスト:ももせいづみ

暮らし、ライフスタイルを主なテーマとするコラムニスト。

日々の暮らしから生まれるコラム、忙しくてもゆるりと楽しく暮らすためのアイデア、時短レシピ、生き方のアドバイスは男女問わず幅広い世代から支持を集めている。

新商品や話題の家電、生活用品などのヒット予測、使用分析にも強い。「願い事手帖の作り方」「スープジャーレシピ」など著書多数。


温度ひとつで仕上がりが変わるため、料理初心者にこそ使ってみてほしい温度計。とくにローストビーフや天ぷら、パン作りに重宝します。この記事では、クッキング温度計の選び方とユーザーイチオシの商品、編集部のおすすめ商品をご紹介!タニタ・ドリテックなど人気商品を厳選しました。

天ぷらなどの揚げ物や製菓など
クッキング温度計はいろいろな用途に使える!

出典:Amazon

料理をするときに、あると便利な調理用温度計。天ぷらなどの揚げ物をつくるときはもちろん、パン作りでの発酵やチョコレートのテンパリングのほか、野菜類を新鮮によみがえらせる50℃洗いや、低温調理の温度管理など、クッキング温度計が必要になるシーンはたくさんあります。

ほかにも、赤ちゃんのいる家庭ではミルクを作るときにも役立ちますよ。日常的にコーヒーや紅茶を飲む人は、お湯の温度を測って美味しくいれることもできます。キッチンにひとつあると大活躍するアイテムです。

エキスパートが解説!
クッキング温度計は必要?

【エキスパートのコメント】

家庭用のクッキング温度計は、現在はスティック型と赤外線型が主流です。また「ワイン」「日本酒の燗」「ロースビーフ」「ステーキの焼き具合」など、ひとつの目的専用に作られた業務用の温度計もいろいろあります。探してみると、こんな用途のものも?と驚くような温度計も。

クッキング温度計は、家庭にひとつ必ずないと困るというアイテムではありません。しかし、温度を測ることでおいしくなる料理はたくさんあり、さらには食の衛生も管理できるようになります。楽しく選んで活用してみてくださいね。

測り方や機能面をチェック
クッキング温度計の選び方

ここからは、クッキング温度計の選び方をご紹介します。

ポイントは次のとおり。

【1】使い方にあわせてタイプを選ぶ
【2】こまかい数値が計測できる温度計を選ぼう
【3】表示は大きくてシンプルなものがベター
【4】使い勝手をよくする便利な機能も

これらのポイントをおさえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】使い方にあわせてタイプを選ぶ

クッキング温度計には、大きく分けて「スティックタイプ」と「赤外線タイプ」があります。スティックタイプのなかには、デジタル式とアナログ式があります。それぞれの特徴をみていきましょう。

スティックタイプ|中心の温度も測れる

出典:Amazon

【エキスパートのコメント】

電池で動くデジタル表示のスティック(プローブとも呼ばれます)型の料理用温度計は、安価で気軽に買えるものが多いものです。

スティックを差し込めば水や油などの液体も、肉やパン生地などの固体中心部の温度もかんたんに測ることができるので、いちばん手軽な選択肢と言えるでしょう。温度を正確に測るためには、スティックの先端から2cm以上を対象に接触させるようにします。

ただし、温度がわかるまでの時間は数秒程度、なかには10秒以上かかるものもあり、機種によって異なることに注意が必要です。温度管理に迅速さが求められる用途の場合は、温度の測定が早いものを選ぶようにしてください。

(★)ワンポイントアドバイス

出典:Amazon

スティックタイプの中には電池が必要な「デジタル式」と、電源を必要としない「アナログ式」があります。アナログ式は、鍋に差した状態で使用できるので、両手が空いたまま他の調理に移れるというメリットがあります。

温度表示の確認には少しだけ戸惑うかもしれませんが、たいして難しいものでもありません。デジタル式とくらべても電池交換の必要がなく、環境にも優しいと言えるのでアナログ式もぜひ候補のひとつにしてみてください。

赤外線タイプ|非接触で温度が測れる

出典:Amazon

【エキスパートのコメント】

食品に触れることなく温度がわかる赤外線式の温度計は、計測時間がとても短く、本体が汚れないので清潔です。レストランなど衛生管理が大切な場所でも広く使われています。

ミルクやお湯の温度をサッと測りたいときや、チョコレートのテンパリングなどにとても便利です。ただし、赤外線でわかるのは食品の表面温度だけなので、ローストビーフなどの中心の温度を測りたいときには向いていません。

対象物に触れずに測定できるので、食品だけでなく水槽やお風呂の水温の確認にも使えます。料理専用の機種からアスファルトの表面温度などを測るための工業用まで幅広く作られているので、用途、大きさ、価格を比較して選んでみてくださいね。

【2】こまかい数値が計測できる温度計を選ぼう

出典:Amazon

ローストビーフのように火加減が難しいものを調理する場合、細かな数値まできっちりと計ることのできる温度計が欠かせません。0.1℃単位まで計測できる温度計ならば細かな温度調節もしやすくなり、失敗を減らせるかもしれません。

もちろん、こうした温度計は料理の上級者だけではなく、初心者こそ持っておきたいところです。温度調節が簡単な温度計がひとつあることによって、いつもよりワンランク上の調理を行うことができるでしょう。

【3】表示は大きくてシンプルなものがベター

出典:Amazon

いつでも、誰でも使える温度計を探すなら、表示にはこだわりたいところです。最も重要なのは温度表示の大きさ。小さな表示は見づらく、人によっては使いにくく感じてしまいます。

また、温度以外の余分な情報が入ると、使い慣れていない人は戸惑うものです。できれば温度を表示する部分は大きく、誰が見てもわかるシンプルなものを選ぶのが良いでしょう。

【4】使い勝手をよくする便利な機能も

出典:Amazon

【エキスパートのコメント】

食品の中心部を一定時間、設定温度で加熱することは食中毒予防にもなるので、温度計は家庭の衛生管理にも役立ちます。こうした用途に使用する場合は、あらかじめ設定した温度に達したことをアラームで知らせてくれる機能が付いた、スティックタイプの温度計が便利です。

また、ホールドボタンが付いていると、食材から離しても測定した温度が変わらないので、温度を目の近くで確かめることができます。自動オンオフ機能があれば、うっかり電源を切り忘れても一定時間が経過すると電源が切れるため、電池の消耗を防げます。

ちょっとした機能で使い勝手もアップするので、チェックしてみましょう。

揚げ物・お菓子作り・パン作り・ミルクの温度調整など
エキスパートからのアドバイス

【エキスパートのコメント】

まずは何に使うのかを考えて

炒め物や煮物など、普通に日常の調理を行うぶんには、温度を測る必要はほとんどありません。料理用の温度計が欲しいと思う背景には、必ず「目的」があるはずです。

赤ちゃんのミルクやコーヒーのドリップの水温を測りたい、揚げ物の油の温度を測りたい、冷凍食品や肉の塊の中心にしっかり火が通っているかを調べたいという人もいるでしょう。パンの発酵やチョコレートのテンパリングのほか、野菜類を新鮮によみがえらせる50℃洗いや、低温調理の温度管理において、クッキング温度計は必需品となってきます。

それぞれ、目的によって適応する機種は違ってくるので、何にいちばん使いたいのかをはっきりさせてから選んでいきましょう。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)