◆本記事はプロモーションが含まれています。

【この記事のエキスパート】
キャンプ/釣りライター:中山 一弘

キャンプ/釣りライター:中山 一弘

青年期に始めた釣り新聞への寄稿を始めとして、サイトAllAboutでのフィッシングガイドを務める。
ほかにも雑誌『Salty!(ソルティ)』やアウトドア系の雑誌やWeb媒体などでの執筆多数。

今も休日には必ず海山湖を駆けまわっている自然派で、あらゆるジャンルの釣りを体験し、季節に合わせて日本中の旬な魚を追っている。
キャンプ用品は、あえて払い下げのミリタリー系ギアで揃えるマニアな一面も。


水中の様子や魚の群れを探知できる魚群探知機。音波の反射を利用して魚の群れや水底の様子を視覚化してくれる機器です。ホンデックスやフルノ、ガーミンといった人気メーカーからGPSモデルやポータブルタイプなど多数発売されています。ここでは、魚群探知機の選び方とおすすめ商品を紹介します。

仕組みは?
魚群探知機とは

出典:Amazon

魚群探知機は、水中に「ソナー」と呼ばれる超音波を出すことによって魚群を探知します。自然界では、イルカやコウモリが超音波を使って獲物を捕獲するとされています。

現在では、GPSを搭載し魚群の目的地までナビゲートしてくれたり、航路を測定してくれるなどの機能をもった魚群探知機も登場しています。

プレジャーボートでの沖釣りや陸釣りにも!
魚群探知機の選び方

釣りライターの中山一弘さんにお話をうかがい、魚群探知機を選ぶときのポイントについてご紹介していきます。釣りのプロがどんなところに注目して魚群探知機を選ぶのか、しっかりチェックしてみましょう。

スマホ連動・GPS機能搭載モデルなど
釣り方に合わせて種類を選ぶ

まずは、スマホ連動・GPS機能搭載モデルなど魚群探知機の種類についてご紹介していきます。

堤防・カヤック・ゴムボートでの釣りには「ポータブルタイプ」

出典:Amazon

たとえば堤防でのサビキ釣り、そしてカヤックやボートでの釣りなどで活躍するのがポータブルタイプ。安価で入手することができ、音で知らせてくれるので画面を見続ける必要もありません。

沖釣りなら「GPS機能付き」モデルを

出典:Amazon

沖釣りで使用するなら、GPSを搭載した魚群探知機がおすすめです。魚群探知機としての機能はもちろん、GPSと連動して現在位置の把握や過去に釣れた場所のデータなどを記録することができる製品もあります。「GPS魚探」「プロッター魚探」などと呼ばれていますが、マイボートやレンタルボートで出かけることが多い人にとって、釣れるポイントが蓄積できるのでとても便利です。

ワカサギ釣り専用モデルも!

ワカサギ釣り専用モデルは、指向角が狭く真下の様子をピンポイントで探知することができる専用振動子セットのモデルを選ぶとよいでしょう。

湾内の浅い場所なら水深30m~50mのものを
ねらった魚に合った最大水深のものを選ぶ

出典:Amazon

魚群探知機は、ねらった魚の最大水深に合わせて選ぶことが重要です。湾内の浅い場所ならば、水深30m~50mのもので十分に対応できます。ワカサギ釣りであれば、最大45m程度まで対応しているモデルがよいでしょう。

50kHzと200kHzの違い
振動子(センサー)の周波数を確認する

出典:Amazon

魚群を正確に探知するために重要な振動子の周波数には、おもに50kHz前後の低い周波数と200kHz前後の高い周波数タイプがあります。それぞれの特徴は次の通りです。

・50kHz……広範囲を探知できるが、精度はやや低くなる。
・200kHz……浅い水深しか探知できないが、ピンポイントで正確に探知できる。

なかには、低周波数と高周波数を切り替えられるタイプもあります。

「液晶ディスプレイ」表示の見やすさも重要

出典:Amazon

水中の情報・状況をより正確に知るには、ディスプレイの画面が大きく解像度が高い方が有利です。画面の大きさもモデルによって異なりますが、画面サイズが大きいほど見やすくなります。また、2画面で表示できるモデル、左右上下に分割して表示できるモデルにも注目してみてください。

スマホアプリと連携できると便利!

出典:Amazon

「投げ入れ型魚群探知機」のように、スマホと接続(ペアリング)することでより詳細なデータを表示できるモデルもあります。このタイプはGPSが内蔵されており、水中のなかに投げ入れるだけで用意に情報を入手することができるので、大変手軽で便利です。

ホンデックス・シマノ・ガーミンなど
魚群探知機のおすすめメーカー

続いて、魚群探知機のおすすめメーカーを紹介します。

HONDEX(ホンデックス)

ホンデックスは、1956年に世界初のトランジスタポータブル魚群探知機を開発して以来、世界で唯一、自社で開発・生産したセラミックス振動子を使った魚群探知機を扱ってるメーカーです。画面の見やすさやGPS搭載モデルなど豊富な品揃えが魅力です。

SHIMANO(シマノ)

出典:Amazon

シマノは魚探知機の他にも、リールやロッド、ルアーなども販売している釣り具のメーカーとして人気です。シマノから販売されている「探見丸」は、船に居ながら映像を見ることができる優れものです。対応の電動リールを組み合わせることで使い勝手が広がるので、合わせてチェックしてみてくださいね。

GARMIN(ガーミン)

出典:Amazon

ガーミンは、GPS製品をはじめ、航空や船舶、アウトドアやフィットネス市場においても人気の米国に本社を構えるメーカーです。魚群探知機でも、GPSを活用したモデルも多く、海外製品でも扱えるよう多言語サポート機能なども搭載されています。高機能でありながらコスパもいい使いやすい商品が販売されています。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)