俳優の佐野岳が、東海テレビ・フジテレビ系ドラマ『仮面同窓会』(毎週土曜23:40~)で演じた雛形あきことの体当たりシーンを振り返った。

  • 『仮面同窓会』に出演する佐野岳=東海テレビ提供

溝端淳平演じる新谷洋輔たち高校時代の親友4人が体罰教師への仕返しに催した“仮面同窓会”の翌日、体罰教師が遺体となって発見。佐野は、4人の中でリーダー格の皆川希一役を演じている。

高校時代の教師・上原加奈子(雛形)との艶っぽいシーンにも体当たりで挑んでいる佐野。第2話では、加奈子のストッキングを破いて、ひざを舐めるという場面があったが、「なかなかハードなシーンでした(笑)。もちろん僕はストッキングを破いた経験はなかったですが、ハンドクリームを塗って手のすべりを良くしながら挑戦してみたら、意外とうまくいったんです。その時、スタッフさんから、『岳くんはストッキング破くのうまいね、“パンスト俳優”だね!』と褒められたんです。役として上手にできたのはうれしかったのですが、パンスト俳優って!(苦笑)。そう言われたこともとても印象的でした」と裏話を明かした。

その上で、「雛形さんとは今後もハードなシーンがあるので、常に体当たりしていこうと思っています」と意気込んでいる。

今作の撮影は「同世代が集まっていてとても楽しい現場です。でもただ楽しいだけではなく、皆が同じベクトルで話し合いながら進めていくことが多く、いつの間にか自然に読み合わせになっていたりもします。そういう現場にいるのはとても幸せで、とてもクリエイティブな環境になっていると思います」とのこと。

主演の溝端については「自分の思っていることを伝えたいと思うエネルギーが本当に強いですし、人には見せないようなところで常に戦っているんだろうと感じています。ひとことで言えば、とてもカッコいい人。現場でもいろいろ勉強させていただいているので、今後の自分にプラスになるものはどんどん盗んでいこうと思っています。役についての議論みたいなものもさせていただいて、僕なりの希一像も演技でぶつけさせてもらっています」と印象を語った。

あす15日には第3話が放送。「さらにスピーディーにストーリーが展開していると思いますが、まだまだこんなものではないですとお伝えしたいです(笑)。これからもいろいろなシーンで皆さんを驚かせたいですね。土曜の夜にモヤモヤしながら最後まで作品を楽しんでいただければうれしいです」と呼びかけている。