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【この記事のエキスパート】
ふくふく動物病院 院長:平松 育子
山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院を2006年に開業。得意分野は皮膚病です。2019年4月より皮膚科と内科中心の病院を目指していきます。飼い主さまのお話をしっかり伺い、飼い主さまと協力し合いながら治療を進めていくように心がけています。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。
猫の餌の時間に家にいないとき、自動で餌やりをしてくれる自動給餌器。旅行や出張などの長期外出時でも安心です。うちのこエレクトリックやアイリスオーヤマなどが人気です。この記事では猫の自動給餌器の選び方とおすすめ商品を紹介します。スマホ連動のカメラ付きや遠隔操作、小さめサイズもピックアップ。
メリット・デメリットを紹介
自動給餌器って必要?
自動給餌器は、餌の時間をタイマーでセッティングすることで、ペットの餌を自動で出してくれる機械のこと。飼い主がいなくても餌をあげることができるので、仕事で帰りが遅くなる場合や、家を空けることが多い人はもちろん、基本は家にいる人にもあると便利なアイテムです。
●自動給餌器のメリット
自動給餌器のメリットは、決めた時間に決めた量を与えることにより、量や時間の偏りがなくなり、ペットの健康をしっかりと管理できます。
また、朝早くにご飯の催促で起こされる心配もありません。ご自身の猫に与える餌のタイプや容量に合った商品を選べば、猫も飼い主も快適です。
●自動給餌器のデメリット
自動給餌器のデメリットは、猫は警戒心が強いので機械音などに警戒して食べるまでに時間がかかる可能性があります。また、ドライフードとウェットフードの両方を混ぜて与えるのが難しいところもデメリットです。
まずは、飼い主さんが見ているところで食べるのに慣れてもらってから使いはじめると良いでしょう。
猫のご飯の時間を一定に!
猫の自動給餌器の選び方
ここからは、猫の自動給餌器の選び方をご紹介します。
まずは安全に給餌されることが必須!
猫のイタズラ対策はされているか、留守のあいだや停電時などの緊急時の場合にきちんと作動するかなど、まずは安全に給餌されるかどうかをチェックしましょう。
イタズラ防止の工夫はあるか?
猫は、ご飯欲しさに自動給餌器にイタズラをしてしまうこともあります。たとえば、猫ちゃんは自動給餌器を引っかいたり、コードを噛んだり。そのため、電線が噛まれて露出してしまうのを防止できるものや蓋にロックが掛かるもの、回転で蓋が開閉する仕様など、イタズラ防止のさまざまな工夫が施されている商品がたくさんあります。
どんな工夫がされているか、購入前にチェックしましょう。
非常時でも給餌できるか?
停電時などの緊急時のトラブルでも、いつもの時間にご飯をあげられるかどうかというのも大事なポイントです。自動でACアダプタ電源から電池電源に切り替わる2Wayタイプのものや、電源が必要なく食べた分だけ自動で出てくるものもあります。
アラート機能つきも便利
万が一フードタンクが空になったときには、「ピッピッ」と警告音が鳴り続けて知らせてくれる便利な機能つきの商品もあります。
ほかにも、出口が詰まった際にアラートで知らせてくれる機能や、餌の残量を本体の点滅などで知らせてくれる機能付きも。忙しい人にうれしい機能なので、あると便利です。
ドライ? ウェット? 餌のタイプで種類を選ぶ
ペットフードを入れるタイプには、ドライタイプの餌に向いているストッカータイプ、ウエットタイプの餌に向いているトレイタイプの、大きく分けて2種類があります。
ドライフードには「ストッカータイプ」がおすすめ
ストッカータイプは大容量のフードを入れておき、時間になるとそのストックから餌を出してくれるタイプ。基本的にはドライフード対応のものが多いです。
たくさんの量をストックすることができるので、長時間の留守番も安心です。餌を補充するタイミングも少なくて済むので、あまり手間もかからないというメリットがあります。「1日だけ」「旅行の2日間だけ」など短期間の外出の場合は、小さめの容量のストッカータイプもあります。
「トレイタイプ」ならウェットフードにも対応
ウエットタイプは、フタのついたトレイに餌をセットしておき、時間になるとフタが開くタイプ。こちらはウエットタイプの餌に対応したものが多いです。
毎回餌を取り換えるのと、取り外して洗えるタイプので、衛生的な状態を保てます。また、回数や時間の設定ができるものが多いというメリットがあります。
電源の有無、給電方法をチェックしよう
自動給餌器には、電源が必要なタイプと、電源不要のタイプがあります。
多機能で便利な電動タイプ
電動タイプの自動給餌器は、カメラつきやタイマーつきなど多機能なものが多いです。餌の量を指定できるものもあるので、ダイエット中の猫にもぴったりです。給電方法には、充電式・電池式・コンセントに差込む必要があるものの3タイプがあります。停電などの非常時にも使えるよう、充電式と電池式など2wayタイプがおすすめです。
電源不要タイプはイタズラの心配も少ない
電源が不要の自動給餌器は、ご飯の量が減った分だけ上から落ちてくる仕組みです。猫がコードをイタズラしてしまう心配もなく、非常時でも使えるのがメリット。ただし、食べすぎてしまう猫には向いていないでしょう。
愛猫が食べやすいものを選ぼう
「高さが合わず、なかなか食事ができない」「警戒して餌を食べてくれない」といったトラブルをなくすためにも、愛猫が快適に食べられる自動給餌器を選びましょう。
食べやすい高さかどうかチェック
飼い猫の大きさや体格によって、食べる食器の高さも考慮して選んであげることが大切です。
たとえば、餌が大容量に入るタイプになると容器のくぼみが大きくなるため、小さめの猫は食べづらい可能性があるでしょう。
少し頭を下げれば食べられるくらいの高さのものを選び、猫に負担をかけないように心がけてあげましょう。
こわがって近づけないような仕様は避ける
自動給餌器は、動物が描かれているようなデザインや、ロボットのような形のものなど、さまざまなデザインが発売されています。せっかくならかわいいデザインを選びたい気持ちもありますが、何よりも猫がこわがらないものを選ぶことが大切。猫が警戒しないデザインを選んでくださいね。
また、動作音が大きいものや強い光を発するものなどは避けたほうがよいでしょう。音声機能についても、たとえ飼い主さんの声であっても警戒してしまう子もいるので、使用前に確認が必要です。
お手入れのしやすさをチェック
猫の餌を入れるものなので、いつでも清潔にたもちたいですね。分解できる、丸洗いできるなど、お手入れがしやすいものを選ぶようにしましょう。とくに、猫が口をつける食器部分はかんたんに取り外しできるものがおすすめです。
カメラつきなどの便利機能もチェック
音声機能がついていれば、少し離れた場所にいても声をかけることができるので、飼い猫も安心してご飯を食べられるでしょう。
また、見守りカメラがついていれば家での様子を見ることができるので、飼い主も安心できます。カメラ機能の中には、録画や写真撮影がワンタッチでできるものもありますよ。
日頃忙しくて家を空けることが多い方は、音声やカメラ機能の有無も確認するとよいでしょう。ただし、飼い主さんの声であっても警戒する猫はいるので、あらかじめ猫の反応をみておくとよさそうです。
操作が分かりやすいと安心、メーカーサポートもチェック
操作方法は商品によってさまざまですが、はじめて使用する方でもかんたんに操作できるものもたくさんあります。たとえば、わかりやすいボタンで操作できるものやスマホのアプリでこまかい設定ができるものもあります。
また、操作性だけでなく、海外製造品であれば日本語サポートがあるか、取扱説明書がついているか、アフターサポートなどユーザーへの配慮がされているかも重要なポイントです。
購入したあとのこともしっかりと考えて商品を選ぶようにしましょう。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)