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【この記事のエキスパート】
日本体質改善協会 代表、フードアナリスト:平林 玲美
個々の体質を根本から改善し、内側から美しくなれる食事法を普及すべく「日本体質改善協会(JPCIA)」を設立。
オンラインによる個別指導の他、パーソナルジムやエステサロンと提携し、体質改善を目的とする食事指導を行う。
また、各種メディアにて食にまつわる美容・健康情報や今日から取り入れられる簡単ダイエット・体質改善メソッドを発信している。
フードアナリスト協会主催・食の親善大使「第4回食のなでしこ」グランプリ受賞。
料理や食卓にあると嬉しい「海苔(のり)」は、産地の違いやカットの仕方、味付けなどによって、楽しみ方はさまざま。産地ごとの風味や特徴、収穫方法による食感の違いなどがありますよ。この記事では、海苔選びのポイントとおいしいおすすめの海苔を紹介します。
おいしい海苔はどう見分ける?
海苔の選び方
ここからは、海苔を選ぶときのポイントを紹介します。お気に入りの海苔選びの参考にしてくださいね。
「早摘み」に注目! おいしい海苔の見極め方
一番摘み(初摘み)で、パリッとした食感とバランスのよい風味を楽しむことができます。
美味しい海苔を選びで注目したいポイントとしては「早摘み」したものを選ぶということです。早摘みした海苔じゃくちどけも良く、やわらかいです。早速見きわめるポイントを見ていきましょう!
■深みのある色でツヤがあるか
■海苔に小さい穴があるか
■パッケージに「初収穫」や「一番摘み」と記載されているか
これらの条件がそろっている海苔であれば美味しいものに出会うことができるはずですよ。
「色」と「つや」を確認しよう
おいしい海苔を見分けるポイントとして、海苔の「色」「つや」が挙げられます。栄養分を多く含む海苔ほど色が黒く、うまみがあるため、色はできるだけ黒いものを選びましょう。黒褐色でつやのある海苔がおいしいといわれています。
同じ産地で同じ時期に収穫された海苔でも、栽培される人の手や環境によって仕上がりは異なるものです。そのため、見た目で選ぶのもひとつの方法ですね。
よい海苔を見分けるポイントは「色」と「つや」、そして「小穴」の有無です。色は濃緑から黒で表面につやがあるタイプを選びましょう。
早摘みは、小穴の有無も見る
早摘みの海苔は、繊細でやわらかな新芽を使用しているため、焼き上げた際に小穴が生じることがあります。つまり、小穴があるのは、良質な早摘みの海苔である証です。おいしい海苔を探すときの判断材料として、覚えておくといいでしょう。
早摘みの海苔には小穴ができる可能性が高いので、均等にびっちりと詰まったものより、小穴がある海苔の方が香り高いのでよく見て選んでみてください。
「一番摘み」「初摘み」とは?
海苔のパッケージに、「一番摘み」や「初摘み」などと記載されていることがあります。2つとも意味合いは同じで、1年で最初に海苔網から摘みとられた海苔のことをあらわしています。
「一番摘み」「初収穫」の海苔は、風味がよく、やわらかい口どけを楽しめるのが特徴です。一番摘みのあとに摘みとられたものを「二番摘み」といい、摘みとりを重ねるごとに、だんだん食感がかたくなっていきます。
「無酸処理」の海苔にも注目
海苔の多くは、品質低下を防止するために、酸処理がおこなわれています。酸処理とは、海苔を養殖網ごと酸性の液に浸すことで汚れなどを落とし、そのあと再び海に戻す処理のことです。
酸処理をせずに作られた無酸処理の海苔は、手が加えられていないぶん海苔本来の風味がしっかり感じられるといわれています。作るのに手間がかかるため販売数は少ないですが、海苔好きの方はぜひチェックしてみてくださいね。
産地で選ぶ
海苔は太平洋側を中心に作られますが、その産地によって風味や味、香りがそれぞれ異なります。一番バランスのよいタイプが「有明海」産で、味も香りも食感も万人ウケし、さまざまな料理に使用することができますよ。
硬めの食感や濃厚さを味わいたい方は「瀬戸内海」産や「東京湾」産の物がおすすめ。おにぎりや巻き寿司など海苔の主張を強めるお料理との相性が抜群です。柔らかい食感を楽しみたい方は「伊勢湾」産の海苔を選びましょう。
風味がしっかりしているので、料理のトッピングやナムルなどの和え物におすすめです。
海苔の種類で選ぶ
海苔と一言で言ってもさまざまな種類があるので、使用用途を考えて選ぶようにしましょう。
手巻き寿司にするなら「焼き海苔」
最も汎用性が高いのは「焼き海苔」で、購入後そのまま使える手軽さと海苔本来の風味を感じられるところが魅力ですね。どんな料理との相性もよいので、お気に入りの焼き海苔を見つけておくと利便性が高いです。
白いご飯のお供には「味付け海苔」
白ご飯のお供や、ナムルなどの和え物に使用する場合は醤油や砂糖などのタレが塗布された「味付け海苔」がよいでしょう。
海苔の風味が苦手な方でも食べやすく、小分け梱包されているものが多いので頻繁に海苔を食べない方にもおすすめです。
佃煮にするなら「生海苔」
佃煮に使用したい方は「生海苔」も検討しましょう。生海苔はトロトロとした舌触りと磯の風味が抜群で、そのまま食べてもしっかりと味を感じられます。また、上品な香りの「生海苔」タイプは、お刺身の薬味や和え物の調味料として重宝します。
磯の香りが感じられる「乾海苔」
乾海苔は焼き海苔と似た形状ですが、使用直前に少しだけ火であぶるなどして自分で焼くタイプです。直前に火にかけることでグッと風味が増し、生海苔のような粘り気も感じることができますよ。
また、味噌汁の具には乾海苔を砕いた「あおさタイプ」もおすすめです。
包装タイプで選ぶ
大きなサイズのまま、袋に数枚入っている海苔やカットされて筒状の入れ物に入ったものなど、さまざまな商品があります。また、鮮度を保つアルミ袋を購入することで、お好みの海苔の味を損なわずに保存できます。
頻繁に海苔を食べないという方は、個包装されたタイプや専用の保存袋をぜひ購入しましょう。海苔を食べる頻度、風味の持続性などを考え、包装タイプから海苔を選んでもよいですね。
保存方法に気を配ることで、海苔をおいしく食べることができますよ。
使う料理で選ぶ
海苔は普段の料理にも広く使用されていますので、料理に合った海苔を常備しておくとよいでしょう。おにぎりやお弁当にもピッタリな海苔なら、毎日のお弁当づくりもはかどります。
また、お味噌汁に入れるとおいしい「あおさ」なども常備しておくと、毎日の食卓が彩られますよ。少量でも意外と長持ちするので、色々な種類の海苔を買ってみるのもよいですね。
あおさ海苔をお好み焼きや焼きそばにふりかけたり、うどんや蕎麦、丼ものに刻み海苔を加えてみるだけで、いつもの料理が一段とおいしくなるでしょう。
等級で選ぶ
海苔を選ぶ時に「1等級」や「最上級」、「重等級」などという表記がされた商品を目にすると思います。これは「等級(ランク)」を示すもので、購入する際の一つの指標となるでしょう。
しかし、全国での統一した基準があるのではなく、独自に決めている選定基準ですので、可能ならば同一の会社の海苔で等級違いを試しましょう。必ずしも等級が高いものがベストという訳でなく、使う料理などによっても最適な海苔の選択は変わるのです。
等級ごとに細かく商品が販売されていないことも多いですが、複数の価格帯の海苔を試してみましょう。普及価格帯、ギフトなどの高級品で味の違いが分かるようなら、予算と相談して常備する海苔の価格帯を決めてみるのもよいかもしれませんね。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)