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【この記事のエキスパート】
料理研究家&食専門ライター:松本葉子
紙媒体およびwebで食関連記事を執筆するほか、食物学専攻の学生時代から継続している料理研究および多くの料理人や飲食店、生産現場を取材してきた経験を生かして食品メーカーや飲食店などにレシピ提供・メニューアドバイスを行っている。
餃子やラーメンなどの中華料理には欠かせない調味料のラー油。さまざま料理のアレンジに使えるのがラー油の大きな魅力です。この記事ではラー油の選び方の説明とおすすめの商品を厳選。かけるラー油だけでなく食べるラー油も紹介しています。
使い方、ベースの脂の種類、中身の具材、好みの辛さを比較
ラー油の選び方
調味料や薬味として使用されるラー油は、かけるタイプ、食べるタイプ、辛さなど種類が多いので好みの食べ方や料理によって使い分けて選ぶのもありですよ。ここからはラー油の選び方のポイントを説明します。
好みの使い方で選ぶ
調味料として使うのか、おかずとして使いたいかによってタイプが分かれます。どんな風に使いたいかを考えてみてください。
調味料として使うなら「かけるラー油」
調味料として使いたい場合には、具材の入っていないオイル上の「かけるタイプ」がおすすめです。餃子のたれに使うことはもちろんのこと、料理に垂らせば中華風の辛味を楽しむことができます。チャーハンやラーメンに垂らして隠し味として使うのもいいでしょう。
おかずやつけダレとして使うなら「食べるラー油」
おかずのようにも食べたいときには「食べるタイプ」がおすすめです。具材がそのまま入っているので、ご飯にかけたりおつまみとして食べることもできます。それ以外にも料理に使うこともできるので、アクセントとして混ぜてみるのもいいでしょう。
ベースとなる油の種類で選ぶ
ラー油作りにおいて、香辛料をつけ込むベースの油には、ごま油、植物油、オリーブ油をベースにした3つの種類があります。
数種類をブレンドして使うことも多いですが、まずはそれぞれの特徴を押さえて、使う食材や自分の味の好みにあったものを選びましょう。
コクをプラスし香りを楽しむなら「ごま油ベース」
ラー油のベースとなるのはごま油が一般的です。普段の料理にプラスしてコクや香りを楽しみたいのであれば、オーソドックスなごま油ベースのものを選びましょう。そのなかでも原料や製造方法によって味わいが異なるので、好みの味を選んでみてください。コクを楽しみたい大人な方には焙煎ごま油がおすすめで、子供向けや薄味が好みの人は、焙煎なしのごま油がおすすめです。
ストレートな辛さを味わうなら「植物油ベース」
辛味を足すためにラー油を使いたいのであれば、植物油ベースのタイプを選んでみましょう。トウモロコシや大豆などの植物を原材料とする植物油を使ったものだと、香りや味にクセがなく、ストレートな辛さを楽しむことができます。
唐辛子本来の刺激的な香りを楽しみたい人にもおすすめです。
洋風にもアレンジするなら「オリーブ油ベース」
オリーブオイルを使ったラー油は比較的新しい商品。中華風だけでなく、洋風の食事にもぴったりの風味を出してくれるので、アレンジを楽しむことができます。
パスタやドレッシング、パンなどにかけて食べるのがおすすめです。ラー油を使った料理の幅を広げたい人にぴったりのタイプになります。
具材の好みで選ぶ
ラー油は、そもそもが唐辛子を油に漬け込んでいる調味料。今は様々な原料を油に漬け込んでオリジナリティあふれる人気なラー油も沢山発売されています。そんな具材にも注目して選んでみましょう。
本格的な風味を味わうなら「香味野菜やスパイス入り」を
ネギやショウガ、ニンニクなど香味野菜と呼ばれる類の食材は、トウガラシの辛味をアップさせ、香りを豊かにしてくれます。食べるタイプのラー油は、具材の加工具合によって、食感が異なるのでよりラー油のうまみを深く楽しむことができるでしょう。
ごはんのお供として味わうなら「お肉や魚入り」を
肉や魚介類を使ったラー油はプロも納得するほどの本格的な味わいです。いつもの料理にプラスするだけで、ワンランク上の味を楽しむことができるでしょう。食べるラー油であれば、素材のゴロゴロ感を感じることができ、ご飯のお供として食べれば満足度が高いです。
エッジの効いた味わいには「塩分の種類」にこだわりを
健康志向の人は塩分にこだわっている人も多いのと思いますが、塩分があることで、味が引き締まり旨みが引き立ちます。なお、一般的なラー油に含まれているのは食塩ですが、しょうゆやみそなどを使った商品も。隠し味を使っていると、和風のアレンジにもぴったりで料理の幅を広くすることができます。
好みの辛さで選ぶ
ラー油と一言で言っても辛さはメーカーや種類によっても違います。こちらでは辛さで選ぶポイントを紹介していきますので、ラー油選びの参考にしてみてください。
刺激的な辛味を味わえる激辛ラー油
辛いものが好きだったり、刺激的な料理に挑戦したい人は、辛いタイプを選びましょう。辛味の強い唐辛子入りのもの、ハバネロなどを原材料にしているものだと、激辛ラー油である傾向にあるのでおすすめです。特に沖縄県産のものは辛さが強いので挑戦してみてはいかがでしょうか。
マイルドな辛味で料理のアクセントになるラー油
ラー油に辛さを求めていない場合は、辛味が控えめなものを選びましょう。ごま油のコクが強かったり、旨みを感じるものは程よく辛く、料理の深みを出してくれます。原材料に島唐辛子やハバネロを使用していないものがおすすめです。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)