阪神電気鉄道は11日、駅ホームからの転落事故等を防止する対策として、神戸三宮駅の1番線ホーム(梅田方面)・3番線ホーム(元町方面)に可動式ホーム柵を設置すると発表した。2021年春頃までの完成に向けて工事を進めていく。

  • 可動式ホーム柵設置イメージ

  • 設置計画図

同社の神戸三宮駅1・3番線ホームに設置される可動式ホーム柵は大開口型(二重引き戸)型とされ、一部の範囲で従来型も設置。可動扉部には一部透過型を採用する。

なお、神戸三宮駅の2番線ホームは阪神電気鉄道の車両と近鉄の車両が停車し、各々の扉位置が一定ではなく、現時点では可動式ホーム柵の設置が技術的に困難とのこと。今後も設置に向けた検討を継続すると説明している。