パーソルキャリアは6月11日、新社会人と大学4年生を対象とした「目標」と「仕事の満足度」に関する調査結果を発表した。調査期間は2019年4月26日~5月4日、有効回答は2019年度の新社会人300人、大学4年生300人。

  • <新入社員対象>現在(入社1カ月時点)従事している仕事にどれだけ満足していますか?(全体 n=300)

    現在(入社1カ月時点)従事している仕事にどれだけ満足していますか?(全体 n=300)

大学4年生に今後社会人として働く上での心持ちを尋ねたところ、「仕事に満足感を持って働きたい」が最も多く46.3%。次いで「常に成長を意識して働きたい」が44.0%、「目標達成を追い求めて働きたい」が33.7%、「できるだけ楽をして働きたい」が27.3%となった。

新社会人に入社1カ月時点での仕事の満足度を聞くと、64.6%が「満足している」と答えたものの、「満足していない」という人も約3人に1人にあたる35.4%となった。また学生時代に仕事や人生における目標があった人となかった人で比べると、目標があった人では「満足している」との回答は77.8%だったのに対し、なかった人では51.0%にとどまった。

新社会人に自分から他人に意見を求めたり、アドバイスをもらったりしているか質問したところ、学生時代に目標がなかった人のうち、「他人からの意見を求めたことがある」人は51.1%。一方、目標があった人は70.8%が他人からの意見を求めたことがあることがわかった。同調査では「目標がある人は、その目標を達成するために、もしくは達成までの課題を解決するために、他人に積極的にアドバイスを求める傾向にある」と推測している。