きょう11日に放送されるカンテレ・フジテレビ系番組『セブンルール』(毎週火曜23:00~)では、異色の二刀流で飲食店を経営する女性に密着する。
さまざまな分野でキャリアを輝かせている女性たちに密着し、彼女たちが決めている7つのルールを掘り下げていく同番組。今回の主人公は、東京・新宿御苑にあるつけ麺専門店「小麦と肉 桃の木」とクレープ店「たつろうカフェ」を経営する矢野尚美さん(36)だ。
「小麦と肉 桃の木」開店からまだ4カ月、午前11時~午後2時と、ランチ時のわずか3時間のみの営業だが、近くで働く会社員等からの人気は上々。その閉店からわずか1時間後、つけ麺専門店はクレープ店へと姿を変える。
短大卒業後、夢だった飲食業界に就職した矢野さん。同僚との結婚・妊娠を機に退職するが、息子が1歳のときに離婚。その後生活が苦しくなり、安定した職を探していたとき、高校時代の友人の紹介でラーメン業界に足を踏み入れた。わずか半年で店長に抜てきされるなど周囲から期待されていたが、共に働いていた上司と再婚し、再び退職することになった。
しかし、「働かない選択肢はない」と考え、“母が洋菓子店を営んでいた”ことや、“人や場所に縛られず働きたい”という思いから、クレープの移動販売を開始。その経営が軌道に乗り始めた頃、かつて店長を務めていたラーメン店を買い取らないかという相談が舞い込む。「やりたい仕事は全て続ける」と考えた矢野さんは、店舗を買い取り、今年2月「つけ麺店」と「クレープ店」を同じ場所でオープンさせた。
週に5日は店舗で働き、定休日にはキッチンカーでのクレープの移動販売を続けているため休みはない。それでも、自宅では中学2年生になった息子と夫への気遣いを忘れない。やりたいことがあれば全部やる。そんな矢野さんのセブンルールとは。
スタジオでは、YOU が「つけ麺を食べたことがない」と言い、本谷有希子の口からは「食べたいという気持ちがない」と、まさかのつけ麺否定発言。しかしその後、試食で出されたつけ麺を「美味しい」と言いながら食べる本谷に対し、YOU や若林正恭が一斉にいじり倒す。