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【この記事のエキスパート】
DIYアドバイザー/インテリアコーディネーター:嶋﨑 都志子
住宅メーカー、インテリアショップ等の勤務経験を活かし、雑誌・テレビのDIY企画の監修や店舗内装デザイン、展示会のディスプレイ、WEBサイトのライターなどを行っている。DIYユニットTANOKのメンバーとしてイベントの企画・運営も担当。
インテリアとDIYのチカラで、住まいを心地よく、暮らしを楽しくするアドバイスをモットーにしている。
NHK総合テレビ「あさイチ」「ごごナマ」、TBSテレビ「メイドインジャパン」などに出演。著書に「初めてでも自分でできる 住まいの修繕とメンテナンス(成美堂出版)」など。
チョークペイントは壁や扉などお部屋の一部をペイントすることで黒板として使えてしまう便利な塗料です。耐久性のある油性塗料や初心者でも扱いやすくにおいの少ない水性塗料、ペットや子供がいる家庭でも安心して使える商品など様々な種類があります。ここではチョークペイントの選び方とおすすめ商品を紹介します。
チョークペイントの選び方
それでは、チョークペイントの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の3つ。
【1】タイプ
【2】サイズ
【3】安全性の高い成分か
上記の3つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】タイプをチェック
チョークペイント(黒板塗料)には、油性と水性のものがあります。それぞれの特徴をチェックしてみましょう!
油性塗料:チョークで書き込める
【エキスパートのコメント】
油性塗料は耐久性がありますが、刷毛のあとがつきやすくにおいがきついといった特徴があります。また、使った刷毛は専用のペイント薄め液で洗う必要があるなど取り扱いがむずかしく、油性塗料はプロ向けの商品といえるでしょう。
水性タイプ:取り扱いや塗装のしやすい
【エキスパートのコメント】
一方、水性塗料はムラになりにくく、使った刷毛は水で洗うことができます。取り扱いが非常にかんたんなうえ、においもほとんどありませんので初心者向けの商品といえるでしょう。水性といっても完全乾燥後はしっかりと塗膜をつくりますので、水に濡れても溶けて流れるということはありません。
【2】サイズをチェック
【エキスパートのコメント】
あとから使えるかも、と残った塗料に蓋をしておいても、時間の経過とともに分離したり固まったりと保管はなかなかむずかしいものです。廃棄方法も自治体によって異なり、規制が厳しくなっているところもあります。
塗料缶には必ず目安となる塗り面積が表示されていますので、使いきれる量を購入することをおすすめします。初心者の場合は、目安の量よりも少し多めに使用することが多いので、そのことも計算にいれて購入する容量を決めましょう。少量サイズのものもたくさん販売されていますので、まずは小さな面積で試してみるのもいいでしょう。
【3】安全性の高い成分かチェック
【エキスパートのコメント】
最近の水性塗料は、においがほとんどなく扱いやすくなっています。しかし、伸びをよくして、塗りやすく扱いやすくするために化学物質が使われていることも。
小さなこどもやペットのいるお家や、化学物質過敏症をもっている方は、低VOC(揮発性有機化合物)のものや、まったく化合物の入っていないものを選ぶことをおすすめします。