ノースサンドはこのほど、「経営理念×やりがいに関する調査」に関する調査結果を明らかにした。同調査は5月10日~13日、20~40代の転職活動中の会社員200名を対象にインターネットで実施したもの。
会社に求めているものは何か尋ねたところ、最も多い回答は「会社・チームの雰囲気がよく一体感がある」(42.5%)だった。次いで「評価制度及び報酬が妥当である」(38.5%)、「仕事を通じて貢献感や自己成長を感じられる」(38.0%)だった。
次に、年収600万円未満と600万円以上の人で回答の割合を比較した。すると、年収600万円以上の人の方が「経営理念、経営戦略に共感できる」ことを重視する人が多かった(経営理念:年収600万円未満22.5%、年収600万円以上38.7%、経営戦略:年収600万円未満14.8%、年収600万円以上48.4%)。
また、年収600万円以上の人は年収600万円未満の人より「仕事を通じて貢献感や自己成長を感じられる」ことも重視していることもわかった。
働きがいを感じているか尋ねたところ、51.0%が「感じている」と答えた。
勤務している会社の経営理念にどのくらい共感しているか尋ねると、働きがいを持っている人は80.3%が「共感している」と答えた。一方、働きがいを持っていない人で、勤務している会社の経営理念に共感している人はわずか21.4%だった。働きがいを持っている人と持っていない人との間で約4倍の差が生ている。