女優の沢口靖子が10日、テレビ朝日系ドラマ『科捜研の女』(毎週木曜 20:00~)の撮影が行われている東映京都撮影所で、サプライズの誕生日祝いを受けた。
11日に54歳の誕生日を迎える沢口。風間トオル、斉藤暁、渡部秀、山本ひかるとの科捜研でのワンシーンを撮り終えると、スタッフが「明日、6月11日は沢口靖子さんのお誕生日です!」と掛け声。
その言葉をきっかけに、出演者とスタッフが「ハッピーバースデートゥーユー」を合唱し、沢口を驚かせた。そして沢口には、自身が演じる榊マリコのイメージカラーである赤色の花束と、沢口の顔がプリントされた特製バースデーケーキが送られた。
沢口は「『科捜研の女』が始まってから、20回目の誕生日、"20歳”を迎えました。今期は1年間の撮影ですが、折り返し地点もすぐ先に見えてきました。残りも引き続きよろしくお願いいたします」とあいさつ。
その後、取材に応じた沢口は「大勢の皆さんに一斉にお祝いしていただき、感極まってしまいました。とてもジーンときました」と振り返った。
特製バースデーケーキについては「すごく豪華で美味しそうですし、華やかですね。ケーキには、鑑定に使う小さい道具や白衣の装飾もされていて、皆さんの思いを感じました」とのこと。続けて「それを見たのもあって、ジーンときました。皆さんの祝福していただける気持ちが伝わってきて、こみ上げてきたのかもしれませんね。ケーキもそうですし、皆さんが自分を囲んでお祝いムードをつくっていただき、とてもうれしく思いました」と感謝した。
さらに、「この作品に出会えてから、20回も誕生日を迎えることができたことに、皆さんに感謝を伝えたいと思いました」と言い、「今回は、1年間のロングラン撮影ということで、ひときわ特別な思いがありました」という。
そして、「1年という撮影は自分の中で未知なものがありましたが、折り返しが見えてきました。おかげさまで順調に撮影が続いていますし、この調子で最後まで走り抜けたいです」と意気込みを語った。
また、7月13日から8月25日まで東京・六本木ヒルズ全域で開催される夏イベント「テレビ朝日・六本木ヒルズ夏祭りSUMMER STATION」に、『科捜研の女』も参戦することが決定。「謎解きAR(拡張現実)イベント」を開催すると同時に、「科捜研の女カフェ」がオープンする。
「謎解きAR(拡張現実)イベント」は、最新科学捜査シンポジウムに講師として招かれ、六本木ヒルズを訪れていた榊マリコだったが、六本木ヒルズで事件が起こりつつあることが判明。マリコから協力を呼びかけられた参加者は、モバイルAR端末を使って一斉捜査を開始し、マリコと連絡をとりながら夏祭り会場のあちこちを捜索し事件解決を目指す、というもの。
沢口は「今回参加させていただくことになり、とてもうれしいです。"謎解きイベント"というと、ドラマの中でマリコはなかなか謎が解けなくて、最後まで部屋に残されたということを思い出しました(笑)。イベントは、ミステリー好きはもちろん、子どもから大人まで楽しめるイベントになるかと思います」とPR。
そして、「謎解きイベントのシナリオはメイン脚本家の戸田山(雅司)さんが手がけられるとのことですので、面白いこと間違いなしです。この夏、謎解きイベントに参加し、そしてカフェを楽しんでいただき、『科捜研の女』の世界観をぜひ味わってください」と呼びかけた。