劇団EXILEの佐藤寛太と歌手のブラザートムが、テレビ朝日系スペシャルドラマ『ラッパーに噛まれたらラッパーになるドラマ』(7月12日・13日 23:15~ ※一部地域除く)に出演する。

  • 左から佐藤寛太、ブラザートム -テレビ朝日提供

主演の小芝風花が、感染するとゾンビになって、生き残った人間たちにラップバトルを仕掛けてしまう“RAPウイルス”が蔓延した終末世界で奮闘する同ドラマ。

佐藤が演じるのは、稲穂みのり(小芝)の彼氏・山之内拓馬。国立大学の医学部に通う秀才ながら、ヒップホップにハマり。どんなときでも韻を踏みたがり、みのりをイラつかせていた。しかし、RAPウイルスのパンデミックが起きてからは行方不明になってしまう。

佐藤は、今回のオファーに「『なんだそれは!?』と思いました。マネージャーさんから急に『ラップできる?』と聞かれ、『いや、できないです』と話をした後に、このドラマのオファーをいただいていることを伝えられて…」と明かし、「企画書を読ませていただき、『これはぜひやらせていただきたい!』といった次第です」と語る。

そして「YouTuberの方々の動画や、『フリースタイルダンジョン』をひたすら見たり、曲を聴いて覚えて口ずさんだり、たまには自分で書いてみたり(笑)。いろいろやりました」と振り返った。

また、小芝の印象を「とてもきれいでまっすぐ人の心にスッと入るお芝居をされる素敵な人だなと思いました。今回共演でき、とてもうれしいです!」という。

一方、バブルガム・ブラザーズとして日本のブラック・ミュージックシーンをけん引してきたブラザートムは、みのりの父・茂を演じる。

ブラザートムは「コメディー最高! コメディー、馬鹿馬鹿しいコメディー最高!」と語り、ラッパーが題材であることについては「ラッパー、ダンサー、DJ…ちょっと前まで日本になかったものなんですよ、良い時代になったねー!」と述べた。