俳優の駿河太郎と尾上寛之が、テレビ朝日系ドラマ『べしゃり暮らし』(7月スタート、毎週土曜 23:15~)に出演することが8日、明らかになった。
単行本累計7,500万部以上を記録した漫画家・森田まさのり氏の同名漫画を初映像化し、主演の間宮祥太朗が渡辺大知と漫才コンビ役に挑戦する同作。
若手トップクラスの実力と人気を持つ漫才コンビ・デジタルきんぎょ。そのボケを担当する金本浩史を駿河が、ツッコミを担当する藤川則夫を尾上が演じる。
落語家の笑福亭鶴瓶を父にもつ駿河は「『べしゃり暮らし』は、いつか実写化されるだろうと予想していましたが、まさか自分にお話が来るとは思っていませんでした。デジタルきんぎょの金本は、物語の中でかなり重要な人物なので、えらい役が回ってきたと責任も感じました」と、漫才コンビのボケ担当役のオファーについて語る。
また、「相方役が尾上さんだと知って、ほっとしました。以前ドラマで共演して芸達者なのは分かっていたので、アドリブを言ってもなんとかしてくれるだろう、とにかく尾上さんについて行こうと思いました(笑)。もちろん緊張はありますが、尾上さんから安心感をもらい、楽しんでやっています」とのこと。
そして「今回、僕たちの演じるデジタルきんぎょは、若手でも抜きんでているコンビという役どころなので、落ち着きやたたずまいに関して(演出の)劇団ひとりさんもかなり気を配られていました。その説得力を出すために、尾上さんと2人でとにかく練習をしました。それでも自分で漫才をやるのは慣れません。脇汗がヤバイです。えらいところに手を出してしまったと感じています。このプレッシャーを毎回感じながらネタを披露している芸人さんたちは本当にすごいですね」と語った。
尾上は「以前に森田先生原作のドラマ『ROOKIES』に出演させていただいたんですが、まさかまた森田先生の映像化作品でお声をかけていただけるとは思っていませんでした。この喜びは本当に大きいです」とコメント。
駿河については、「以前ドラマで共演して以来、親交があるのですが、初めて一緒に飲みに行って酔っぱらった駿河さんが、『めっちゃ旨いもんおごるわ』と、コンビニでお父さん(鶴瓶)の麦茶を買ってくれたんです(笑)。あのときは、お父さんとの仲の良さを感じました」と明かした。
続けて「このドラマは、登場人物みんなが成長していく物語です。それぞれの人間関係を、劇団ひとりさんがしっかり演出されているので、細かい感情の動きなども楽しみにしてほしいです。僕たちに関しては、自分たちでも楽しみながらやっている漫才に、ぜひとも注目していただきたいです!」とPRした。