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【この記事のエキスパート】
ライター/編集者、[着こなし工学]提唱者:平 格彦
メンズファッションがメインのライター/編集者/コラムニスト。
AllAbout「メンズファッション」ガイド。[着こなし工学]提唱者。
また、メンサ (JAPAN MENSA) 会員。野菜ソムリエの資格も保有。
出版社から独立後、70ほどのメディアに関わり、客観的、横断的、俯瞰的なファッション分析を得意とする。そんな視点を活かした[着こなし工学]を構築中。
また、ライター向けのコミュニティを「DMMオンラインサロン」で運営中。
最近の「マイナビおすすめナビ」の記事においては、商品選びのアドバイスなど、監修者として携わる。
日差しの強い春夏だけでなく、シーズン問わず着用できるサングラス。ウェリントン、ボストン、サーモントといったフレームの形、レンズカラーなど、種類もさまざまです。この記事では、メンズサングラスの選び方、ユーザー、エキスパート、編集部のおすすめ商品をご紹介!
ファッション用とスポーツ・アウトドア用
メンズサングラスの分類と特徴
サングラスを種別に分ける場合、日常的に使う「ファッション用」と特定の用途で使用する「スポーツ・アウトドア用」の2つに分けられます。
そこで、それぞれの特徴や見ておきたいポイントをきちんと把握しておきましょう。
ファッション用メンズサングラスの特徴
ファッション用サングラスは目の保護と同時に、ファッションとのコーディネートを楽しむアイテム。そのため、顔やファッションの印象と合うデザインのサングラスを選ぶ必要があります。
また、幅広いスタイルや顔の形に合わせるために、サングラスのデザインが多いのも特徴です。さまざまなデザインを試して、自分に似合うデザインを見つけておしゃれに身につけましょう。
スポーツ・アウトドア用メンズサングラスの特徴
スポーツやアウトドアなどで使用するサングラスは、より遮光性の強いレンズが使われているのが特徴です。一方で、状況に応じて使い分けられるようにレンズの種類が豊富なため、具体的に使うシーンを想定しておくとサングラス選びがスムーズになります。
とくに、スポーツや自転車競技などでは、サングラスの破損や落下などが起こりやすく、もしもの場合にも備えて選ぶことが大切です。
海外ブランドか国内ブランドか
メンズサングラスのブランドごとの特色やイメージ
初めてサングラスを買う方、どうやってサングラスを選んだらいいかわからなくなった方などは、有名ブランドから探してみるのもひとつの方法です。
海外ブランドには世界中から支持されているブランドが多くあり、メーカーによってはアジア人向けのモデルを扱うブランドもあります。国内ブランドでは、日本人の顔立ちに合わせたサングラスが販売されています。鼻の高さや眉と目の距離など、日本のブランドならではの設計で日本人ウケするデザインが魅力です。
Ray-Ban(レイバン)
「レイバン」は、80年以上の歴史をもつ老舗のアイウエアブランドです。映画で「アビエーター」モデルを着用したことで人気に火がつき、世界中のメンズから選ばれています。
アビエーター以外にも、「ウェイファーラー」や「クラブマスター」などシリーズ単体で一定の人気を得ているモデルが多いのが特長。日本人の顔の形に合わせたモデルも扱っています。
Persol(ペルソール)
レイバンと同じく世界で知られる代表的なブランドが「Persol(ペルソール)」です。1917年にスモークレンズを使った保護メガネからスタートしたイタリアのブランド。1994年には世界40カ国で販売されるようになりました。
長く愛され続けている649モデルをはじめとする多様なコレクションが魅力です。高品質で着用しやすいサングラスを扱っています。
フレーム形状やコーディネートに合うデザインを
選び方|ファッション用
ここからは、自分の使い方にぴったりのメンズ向けファッション用サングラスを選ぶためのポイントを解説します。注目したいのは下記5つ!
(1)フレームの形状の特徴をチェック
(2)フレームの色や素材から選ぶ
(3)使いやすいレンズカラーを選ぶ
(4)コーディネートに合わせたデザインを選ぶ
(5)サイズ感やフレームなど全体のバランスを気にして選ぶ
それでは詳しくみていきましょう!
(1)フレームの形状の特徴をチェック!
メンズサングラスのファッション用にはさまざまな形のフレームがあり、それぞれ印象や似合う顔の形が異なります。そのため、フレームごとの特徴をチェックしておき、自分に似合うフレームを見つけておきましょう。
ウェリントンタイプ:サングラスの定番の形
「ウェリントンタイプ」はレンズを囲む部分が逆台形になっている、サングラスの定番の形です。ヒンジは上部にあるため、レンズが下側に広がるようになっており、上側がスッキリとした印象になります。
レンズの印象が強くなるので小顔に見えたり、やわらかい印象に映ったりするのが魅力。四角形や面長の顔の形に似合うタイプです。
ボストンタイプ:レトロで誰でも似合いやすいデザイン
丸みのある逆三角形のシルエットが特徴の「ボストンタイプ」。レトロ感のあるデザインは顔の印象をやわらかく見せてくれるので、サングラスをしていてもキツい印象にならないのが魅力です。
また、顔の形を選ばず誰でも似合いやすいのもポイント。他のタイプと一緒に持ち、シーンなどに合わせて使い分けるのにもぴったりです。
ラウンドタイプ:おしゃれ上級者になれる!
円形のデザインが特徴的な「ラウンドタイプ」は、レンズの形を活かしたシンプルなデザインです。ただ、個性的なイメージのある形状のため、おしゃれ上級者向きの形だと思われています。
実際にはレンズの印象が強くなるため顔が小さく見えたり、やさしい印象に見えたりとメリットも多い形です。勇気が入るかもしれませんが、いろんなファッションやスタイルが楽しめる魅力的なデザインです。
スクエアタイプ:丸顔の人におすすめ
四角形の直線的なデザインが特徴的な「スクエアタイプ」は、スッキリとした印象に見える形状です。使うシーンを選ばず幅広いファッションとの相性のよさから定番のデザインとしても人気が高く、日常的に着用しやすいサングラスです。
スクエアタイプが似合うのは丸顔の人。やわらかい顔の印象とサングラスのキリッとした印象でバランスがとれ、より魅力的な印象になります。
ティアドロップタイプ:レンズが大きめで使いやすい
しずくの形をデザインに組み込んだ「ティアドロップタイプ」は、もともとアメリカ空軍のパイロットたちが使っていた定番のデザイン。視界全体をレンズで覆うことでまぶしさを軽減するといった、実用性の高さが特徴的です。
ファッションの面ではレンズが大きいため顔が小さく見え、顔の形を選ばず似合いやすいのが魅力。実用性とファッション性、どちらもこだわれるサングラスです。
(2)フレームの色や素材から選ぶ
顔の印象や使い勝手のよさに関わる重要なポイントがフレームの色です。黒やシルバーなどの色は幅広いコーディネートに合わせやすいので、日常使いするサングラスを購入する際には、こうした色合いを選ぶのがよいでしょう。
また、派手な色合いだとカジュアルな雰囲気が強くなり、淡い色合いだとやさしい印象になったりします。周りから見られたい雰囲気に合わせるのもおすすめです。
(3)使いやすいレンズカラーを選ぶ
サングラスがメガネと異なる条件は、レンズに色が入っていること。そのカラーによって印象は変わりますが、基本的には落ち着きのあるダークトーンを選ぶのがおすすめです。ダークトーンであれば悪い印象を与えることがほとんどありませんので、迷ったらダークトーンを選びましょう。
また、カラーの入り方がグラデーションになっているとレンズの下部に行くほど徐々に色が薄くなっています。遠くを見る際は色が濃くなって眩しさを軽減でき、近くを見て文字を読む際などは明るく見えるという実用的な特徴もありますが、それよりも外見の印象を重視する方が多いのではないでしょうか。
ダークトーンであれば、肌の色と自然に馴染んでくれるのでレンズの主張が薄れ、同時にサングラスが顔へ馴染みやすくなります。
(4)コーディネートに合わせたデザインを選ぶ
サングラスのレンズは機能性も大切。可視光線透過率や紫外線透過率は気にした方がいいです。ほかに、反射光を低減する「偏光レンズ」や紫外線量で色が変わる「調光レンズ」は用途によって使い分けるべきだと思います。
ただし、ファッションアイテムとしてのサングラスは、やはり印象が重要に。上品でセンスよく見えるよう意識してサングラスを選ぶようにしましょう。
また、調光レンズは一度、暗い空間のなかでレンズを明るいトーンにして印象を確かめるのがおすすめです。
顔の輪郭に合うサングラスを解説しているサイトや記事もありますが、ヘアスタイルや他の要素によっても印象は変わりますので、機会を見つけて試着しておいて似合うサングラスを知っておくと便利です。
(5)サイズ感やフレームなど全体のバランスを気にして選ぶ
気に入ったサングラスが必ずしも自分に合うとは限りません。自分の持っている雰囲気や顔立ちなども含めてトータルのバランスがあるからです。そこで、顔とサングラスのバランスについて確認しておきましょう。
■サングラスのサイズ感
顔のサイズに合っていないとサングラスが強調されすぎたり、顔が大きく見えたりしてしまいます。フレームの横幅と顔の横幅が同じくらいのサイズを選ぶようにしましょう。
■顔型とフレームのバランス
基本的には自分の顔型と反対の形をしたフレームを選ぶと似合うといわれます。たとえばサーモント(ブロータイプ)は上部のリムが太く締まった印象を与えるので、丸顔の方に合う形といえます。丸みのあるボストンは四角顔の方に似合う形で、やわらかな印象を小顔効果も期待できます。
■眉のライン
サングラスの上カーブから眉が見えているとあまりしっくりきません。眉山が隠れるくらいのラインを目安にしましょう。
偏光度、可視光線透過率、ズレにくいものなど
選び方|スポーツ・アウトドア用
次は、メンズ向けスポーツ・アウトドア用サングラスの選び方を紹介します。実際に使うシーンを想定しながら、自分の使い方にぴったりのサングラスを見つける参考にしてください。注目したいのは下記3つ!
(1)使用するシーンに合うレンズの偏光度を選ぶ
(2)着用する時間帯に合う可視光線透過率を選ぶ
(3)ズレにくいサングラスを選ぶ
それでは詳しくみていきましょう!
(1)使用するシーンに合うレンズの偏光度を選ぶ
日差しの強い場所でのサングラスの使いやすさを把握するためには、レンズの「偏光度」の数値をチェックしましょう。偏光度は反射された光を抑える強さを表す数値のことで、数値が高いほど眩しさを軽減できます。
海面や雪面など、地面からの反射光が強い場面で使うときには、偏光度の高いサングラスを選ぶとまわりが見やすくなります。
(2)着用する時間帯に合う可視光線透過率を選ぶ
レンズが持つ日差しのカット機能を表す数値が「可視光線透過率」です。レンズが自然光を通す割合を示しており、数字が低いほど光を通さず眩しさを軽減できます。
しかし、透過率が低すぎると日が落ちてきたときなどには、周りが見にくくなってしまいます。可視光線透過率を選ぶさいには、使用する時間帯や場所に合わせて使いやすい透過率を選びましょう。
(3)ズレにくいサングラスを選ぶ
スポーツやアウトドアシーンでは、サングラスをつけたまま体を動かす機会が増えます。顔を動かす度にサングラスがズレているとスポーツや作業に集中できなくなるため、ズレにくさも大切なポイントです。
ズレにくいサングラスを探すときには、鼻パットなどにラバー素材が使われているものなどが挙げられます。サングラスの構造などにも注目して、激しく動いてもズレずに着用できるサングラスを見つけましょう。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)