Razerは、ノートPC用外部グラフィックス エンクロージャーの新モデル「Razer Core X Chroma」を6月7日に発売した。希望小売価格は45,800円(税抜)。

  • Razer Core X Chroma

「Razer Core X Chroma」はThunderbolt 3(TB3)を搭載するノートPCに接続すると、デスクトップ用のグラフィックスカードが使えるようになる製品。これにより、統合グラフィックスしか持たないノートPCでも、高負荷の最新ゲームや高解像動画編集などのアプリケーションを快適にプレイ・操作できるようになる。

対応PCは、Razer製ノートPC「Razer Blade Stealth」、「Razer Blade、Razer Blade Pro」のほか、TB3接続によるeGPUをサポートする他社製ノートPC(Windows、Mac)。対応グラフィックスは、NVIDIA GeForce RTX、GeForce GTX、Quadroシリーズや、AMD XConnectに対応したRadeon、Radeon Proなど。グラフィックスカードは、ユーザーが自分で用意する必要がある。

700W ATX電源を搭載し、グラフィックスカードに最大500Wまでの電源を供給できるほか、TB3で接続されたノートPCには、最大で100Wの電力を供給可能。筐体はアルミ製で、通気口および冷却機能を装備している。Razer Chromaライティング機能に対応しており、Windows PCでは、設定ソフトウェア「Synapse 3」をインストールすることで、Razer Chroma対応のエフェクトやゲーム、他デバイスとの連動を楽しめるという。

本体サイズはW168×D374×H230mm。重さは約6.91kg。搭載可能グラフィックスカードのサイズは最大330×160×60mm。