東京メトロは6日、丸ノ内線のダイヤ改正を7月5日に実施すると発表した。方南町駅のホーム6両化完成にともない、6両編成列車の直通運転を開始。新宿駅発着の列車が一部を除いて方南町駅発着となり、中野坂上~方南町間の列車が増発される。
丸ノ内線の中野坂上~方南町間では、おもに3両編成列車による折返し運転が行われ、新宿方面へは中野坂上駅で乗り換える必要があった。その他、中野富士見町駅発着で新宿・池袋方面へ直通する6両編成列車が朝・夜に設定されている。
方南町駅はこれまで3両編成列車のみ発着していたが、6両編成列車に対応するため、昨年5月からホーム延伸工事が行われた。今回のダイヤ改正は方南町駅のホーム6両化完成にともない実施され、7月5日から方南町駅発着の一部列車が6両編成となる。なお、朝ラッシュ時間帯(7~8時台)に中野富士見町駅始発で運転される列車18本のうち、12本をダイヤ改正に合わせて方南町駅始発に変更する。
新宿駅発着で運転されている列車もダイヤ改正後、始発列車・最終列車や朝ラッシュ時間帯などの一部列車を除いて運転区間を延長し、方南町駅・荻窪駅発着に変更する。現在、新宿駅発着で運転される列車のうち、平日の43本が方南町駅発着、3本が荻窪駅発着に。土休日は35本を方南町行、33本を方南町発に変更する。
日中時間帯の中野坂上~方南町間は1時間あたり9本(うち3本は6両編成の新宿・池袋方面直通列車)の運転となり、毎時1本の割合で列車が増発される。
方南町駅発着の列車本数も増え、平日の方南町行は現在の177本から209本(うち66本が6両編成)、方南町発は現行の173本から209本(うち68本が6両編成)に。土休日の方南町行は現行の160本から181本(うち45本が6両編成)、方南町発は現行の157本から176本(うち43本が6両編成)となる。