女優の比嘉愛未が、カンテレ・フジテレビ系ドラマ『TWO WEEKS』(7月スタート、毎週火曜21:00~)に出演することが6日、明らかになった。連ドラで初めて母親役を演じる。
同作は、殺人の濡れ衣を着せられた主人公・結城大地(三浦春馬)が、突然存在が明らかになった白血病の娘・はなを救うために逃亡する2週間のタイムリミットサスペンス。
比嘉が演じるのは、結城の元恋人・青柳すみれ。8年前に結城から一方的に別れを告げられた後、結城に黙って娘のはな(稲垣来泉)を産み、シングルマザーとして育ててきた。しかし、白血病に侵されたはなのドナー適合者を探すため、はなの父親である結城のもとを訪れる。
比嘉は「連ドラでは初めての母親役ということで、役者として1つのターニングポイントになる挑戦です。だけど、乗り越えた先は絶対景色が変わるような気がしますので、楽しみながら取り組んでいきたいです」と意気込みをコメント。「すみれは信じられないくらい不運な女性ですが、相当な覚悟と強い母性を持った女性です。その複雑さも繊細さもひっくるめて、すみれの思いを自分の中に落とし込んで演じていけたらと思います」と意欲を示した。
ほかにも、すみれの婚約者で結城を追い詰める刑事・有馬海忠役で三浦貴大、結城と古くから付き合いがある実業家・柴崎要役で高嶋政伸、楓(芳根京子)を娘のようにかわいがる国会議員・久我早穂子役で黒木瞳の出演が決定。
三浦は「ただの正義漢ではない、有馬なりの葛藤や、愛情を丁寧に演じていければ」、高嶋は「狂気じみた笑顔が、今回の役における芝居で重要なポイントだと思うんです」、黒木は「早穂子の正義感がどのように崩れていくのか、とても楽しみにしているところです」と、それぞれ語っている。