テレビ朝日系で放送される『世界体操シュツットガルト 2019』(10月4日~13日)のメインキャスターを松岡修造、プレゼンターを Hey! Say! JUMPの知念侑李が、3年連続で担当することが6日、明らかになった。

左から知念侑李、松岡修造 -テレビ朝日提供

今大会には、男子は谷川翔、谷川航、萱和磨、女子は寺本明日香、杉原愛子、畠田瞳、梶田凪の各選手が出場。6月の全日本種目別選手権を経て、すべての出場メンバーが決定する。

大会に先駆け、知念は男子代表3選手が練習する順天堂大学を訪問し、インタビュー。谷川兄弟からは幼い頃のエピソードを聞くなど、選手たちの素顔を引き出していた。

そして知念は、練習場であん馬にチャレンジ。「ダメだ、静止できない」と逆さにはなるものの、すぐに着地してしまった知念だったが、谷川選手は果敢なチャレンジに関心しきりだった。

松岡は「知念さんは体操の技を全部理解された上で、何がポイントなのか、どこが難しかったのか、を自分で考えて伝えられる方なんです。そういう意味で、僕は知念さんから体操を教えていただいている感覚がありますし、より応援や選手のメンタル面の話に徹することができる。いいダブルスのパートナーですね」と評し、「今回は3年目なので、知念さんの思いもどんどん伝えてほしいと思います」と話した。

また、「大会名こそ『世界体操』ですが、僕の捉え方としては来年の東京オリンピックの前哨戦です」と言い、「試合後の知念さんと2人でやる選手インタビューで、僕らがあうんの呼吸で頑張っているところをぜひ注目して見ていただきたいですね」と笑顔を見せた。

知念は「松岡さんはスポーツ選手のメンタル部分がわかる方。その一方で、打合せの時に視聴者の方がわかるような言い方をしよう! とおっしゃるんです。どちらの気持ちも、これだけわかる方は滅多にいないと思います」と評し、「選手のメンタルの部分は松岡さんに伝えていただいて、僕は感じたこと、技や競技の内容に関して視聴者の方にわかりやすく伝えていければ、と思っています」と意気込んだ。

続けて「視聴者の方に伝わりにくい部分もあるかもしれないので、僕がそこを埋めていって『しっかりここを見てほしい』とか、『ここの緊張感を味わってほしい』というようなことを伝えられたらいいですね」と語り、「日本の体操界には、たくさんのいい選手がいます。今回は東京オリンピックを前に、そんな選手たちを知ることができる良い機会になると思います」とのこと。

さらには「1年間、選手の方々を取材させていただき、調子がいい時やあまりよくない時も見てきています。そんな選手たちの頑張りだったり、競技への本気度などを僕はしっかりと全力で視聴者の方に伝えていけたらと思います」と抱負を述べ、「今回も体を張って、できれば、昨年よりも難しいことにチャレンジしてみたいです」と話した。