マイボイスコムはこのほど、「マンションのブランド」に関するインターネット調査の結果を発表した。調査期間は2019年5月1日~5日、有効回答は10,312件。
分譲マンション購入について質問したところ、「以前(4年以上前)購入した」が全体の18.5%、「将来(4年以上先)購入したいと思う」は5.5%、「最近(3年以内)購入した」「近々(3年以内)購入したいと思う」は各2%だった。マンション購入経験・意向のいずれかに該当する人は全体の3割弱で、関東や近畿での比率が高くなっている。「分譲マンションには関心がなく購入もしない」は63.0%だった。
マンション購入経験者・意向者の重視点は、「最寄駅からの距離」「生活環境の利便性(買い物、教育など)」「日当たり・採光」「間取り」が各6~7割だった。女性が男性を上回る項目が多く、「日当たり・採光」「住居の向き(南向き、北向きなど)」「地域の治安」「間取り」「収納スペース」などは、特に男女差が大きくなっている。
また、「一戸建てに住みたい」は全体の52.8%、「マンションに住みたい」は21.3%。「一戸建てに住みたい」は男性の方が比率が高い。北陸、中部、中国、四国では「一戸建てに住みたい」が各60%台と高くなっている。
一戸建てに住みたい理由は「庭を造ることができる」「駐車場代がかからない」「管理組合などのわずらわしさがない」が各4割で上位3位を占める。マンションに住みたい理由は「セキュリティが充実している」「設備のメンテナンス・清掃などの負担が少ない」「機密性、断熱性が高い」「設備(床暖房や浴室乾燥機、宅配ボックスなど)が充実」が各4~5割で上位にあがっている。