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【この記事のエキスパート】
生活コラムニスト:ももせいづみ

生活コラムニスト:ももせいづみ

暮らし、ライフスタイルを主なテーマとするコラムニスト。

日々の暮らしから生まれるコラム、忙しくてもゆるりと楽しく暮らすためのアイデア、時短レシピ、生き方のアドバイスは男女問わず幅広い世代から支持を集めている。

新商品や話題の家電、生活用品などのヒット予測、使用分析にも強い。「願い事手帖の作り方」「スープジャーレシピ」など著書多数。


炊きたてご飯のおいしさをキープできる「おひつ」。この記事では、おひつの選び方と、曲げわっぱ、セラミックなどのおすすめ商品をご紹介。電子レンジ対応や冷蔵庫保存向き、真空状態にできるものなど、便利な商品をピックアップしました。

おひつとは?

「お櫃(おひつ)」とは、炊きあがったご飯を保存しておくためのもので、かぶせ蓋付きで円形または楕円形をしていることが多いです。「飯櫃(めしびつ)」ともいいます。

昔ながらの木製のほか、最近では陶器やセラミック製など、さまざまな商品が販売されています。

おひつのメリット

「家では保温機能が付いた炊飯器を使用しているから、おひつはいらない」と思う人もいるかもしれませんが、おひつに入れておくことでご飯の水分を調節してくれて、冷めてもご飯を美味しく食べることができるというメリットがあります。

また、保温機能付きの炊飯器では、保温時間が長いほど電気代がかかりますが、おひつを使えば節電効果も。エコを考える人や一人暮らし方にもおすすめです。

おひつのデメリット

おひつは調理家電とは違い電気を一切使用していません。そのため、時間が経過するとごはんが冷たくなってしまいます。

食事をとる時間帯がバラバラな家庭は、再加熱の手間がかかるのがデメリットです。

また、常温で保存できる時間は長くても半日程度と短めなので、早めに食べきらなければなりません。とくに暑い夏場は、保存に注意が必要です。

おひつの選び方

炊いたごはんを保存したり、食卓へ運んだりするキッチンアイテム「おひつ」。最近では、木製だけでなく、さまざまな素材のおひつが販売されています。この記事では、おひつを選ぶときのポイントをご紹介いたします。ポイントは下記のとおり。

【1】おひつの素材で選ぶ
【2】用途やシーンに合わせてサイズやデザインを選ぶ
【3】電子レンジや直火対応など機能性もチェック

上記のポイントをおさえることで、より具体的に自分に合うおひつを選ぶことができます。一つひとつ解説していきます。

【1】おひつの素材で選ぶ

炊いたご飯をふっくらおいしく保存できる「木製」

出典:Amazon

木製のおひつは、炊飯器の保温機能を使うよりもおいしくご飯を保存できるのが魅力です。ご飯が熱いうちに木の素材が蒸気を吸い込み、ご飯が冷えても水分を補ってくれるため、かたくならずにおいしさをキープします。家族それぞれ別の時間帯に食事をとる家庭にぴったりです。檜(ひのき)なら香りもよく、ご飯に香りを移せるといったメリットも。

デメリットは、電子レンジでのご飯の温めなおしはできない点。また、木製のおひつはていねいに扱わないとカビが発生したり、汚れが落ちにくくなったりします。使い終わったらすぐに洗い、布巾で水気を拭き取るなど、こまめなお手入れが必要です。

さらに、質の高い木材である檜や椹(さわら)だと、高価なのがネックになる場合も。ただし、水・湿気に強く扱いやすいため、値段相応の価値はあります。

レンチンできて、手軽に洗える「セラミック・陶器」

おひつに移したご飯をそのまま電子レンジで温めたいのなら、セラミック製や陶器がおすすめ。セラミックや陶器にも水分の調節機能があります。ご飯が熱いうちに蒸気を吸い込み、レンジで温める際に再び放出されるため、ご飯がふっくらとした仕上がりに。残ったご飯を冷蔵庫で保存したり、レンジで加熱したあとそのまま食卓に出したり、保存機能にすぐれています。

また、木製よりもお手入れがかんたんなので、気軽に使うことができます。デザインも豊富で、選ぶ楽しみもあります。

デメリットは衝撃に弱い点。雑に扱ったり落としたりすると割れてしまうので気をつけましょう。

軽くてお手入れしやすい「プラスチック・樹脂製」

出典:Amazon

プラスチック・樹脂製のおひつは軽くて持ち運びがしやすく、洗うのもかんたんです。冷蔵庫での保存用に、空気を抜く真空ポンプがついている商品もあります。真空にするとご飯の酸化や黄ばみ、ニオイを防いでおいしさをキープできるといったメリットも。

デメリットは、木製やセラミック・陶器とは違って、吸湿性のある素材ではないため、おいしく保存することは期待できない点です。ただし、先述したように、真空タイプであればおいしく保存できます。

【2】用途やシーンに合わせてサイズやデザインを選ぶ

出典:Amazon

おひつは、保存したいご飯の量に合ったサイズを選びましょう。ふっくらとした仕上がりを求める人は、炊く量よりも一合多い、少し大きめのサイズを選ぶのがベター。余裕を持たせて空気が循環しやすくなると、水分調整されてご飯がふっくらとします。また冷蔵庫での保存を考えるなら、場所を取らないコンパクトなサイズがおすすめです。

おひつをキッチンに置いたまま使うという人もいるでしょう。食卓にも合うおしゃれなデザインのおひつを選べば、食卓をおしゃれに演出できます。

【3】電子レンジや直火対応など機能性もチェック

出典:Amazon

おひつは炊きたてのごはんをおいしく保存してくれる便利な容器です。しかし、時間が経てば冷めてしまうので、電子レンジで温めてから食べたいですよね。おひつが電子レンジで温められるタイプなら、わざわざ他の容器に移すことをしなくても大丈夫です。

また、なかには直火対応で土鍋のようにご飯が炊けるものもあります。ご飯を移し替える手間もなく、おいしいご飯を味わえますよ。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)