Appleは、6月3日(現地時間)にWWDC基調講演にて発表された新しいMac ProをARで見ることのできるコンテンツを、公式サイト上で提供しています。Mac Proの3Dモデルを目の前に配置し、リアルな設置状況を確認することができます。
コンテンツはAppleの米国向けサイトにある「Mac Pro」のページから利用が可能。現在のところ、提供が確認されているのは米国向けサイトのみです。
シェアボタンをタップすると、ARコンテンツへのリンクを直接送信できます(ファイルサイズ約7.5MB)。なお、コンテンツはARkitに対応したモデルであれば動作するようですが、iPhone SEではAR表示にすると落ちるケースも確認されました。
AppleのARフレームワーク「ARkit」がiOS 11で提供されて以来、発表会でもたびたびARを推してきた同社。今回の発表会でも新たにモーションキャプチャー機能の搭載や、物理演算をサポートする「RealityKit」を提供するなど、AR強化の姿勢を続けています。
手に取って見ることが難しい商品や、サイズ感を確認したい商品などにおける新しい形の顧客接点として、マーケティング面での活用事例をApple自らが示したものと言えるでしょう。