5月31日にポーラは、9月16日からアゼルバイジャンのバクーで開催される世界新体操選手権大会に向けて、新体操日本代表「フェアリージャパン POLA」の2019年団体チームの新メイク「ハーモナイズド ビューティー 〜令和メイク〜」の発表会を行った。
発表会では新体操団体の代表選手のメイク講習が公開され、チームのメイクをサポートするポーラの男性美容コーチ、桝浩史氏が他選手の見本として杉本早裕吏(さゆり)選手に新メイクを施した。
ポーラは、2007年8月より新体操ナショナル選抜チームのオフィシャルパートナーとして、ビューティーサポート活動をしており2014年8月からは個人日本代表選手までサポート活動を広げている。
今回のメイクのテーマは「調和」。難易度の高い技も、全員が乱れることなく決まるチーム力の高さが日本の強みで、個人・団体それぞれに共通する日本の強みを表すテーマとして「調和」が選ばれた。
新体操メイクは、汗をかいても崩れないこと、選手全員の統一感、そして15メートル離れた審判員席や客席から見ても、インパクトで華やかさのあるメイクが必要となるため、「15メートル先から美しく見えること」を目標に「崩れない、目力、立体感」の3つ基本コンセプトとし、演技や衣装に合わせて新メイクパターンを毎年開発している。
団体選手メイクの特徴は、アイカラーにはさまざまなテーマの演技に合わせた表情を作り出す「フェアリーウイングアイ」を採用。妖精の翼のように入れるアイカラーは、ダイナミックな演技や大人っぽい演技などのテーマであっても目力アップや立体感を生み出し、表情を豊かに表現することができる。またリップには令和をイメージし、レッドに梅色のピンクをプラスした「梅色リップ」を採用している。
杉本早裕吏選手は「去年に比べて、より大人っぽくなったメイクを見て欲しい」と述べ、熨斗谷(しのたに)さくら選手は「メイクのこだわりから、強い気持ちで競技に挑める」と意気込みを見せた。