転職サービス「doda」(パーソルキャリア運営)は6月4日、「doda転職人気企業ランキング2019」から、女性が選ぶ転職したい会社を発表した。22～59歳のビジネスパーソン(ホワイトカラー系職種の正社員)5,054人を対象に「転職したい会社」を調査し、その中から女性の回答をピックアップしてランキング化した。調査期間は2019年2月16～22日。
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転職サービス「doda」女性が選ぶ転職した会社(上位50社)
1位を獲得したのは前年同様「グーグル」。「最先端の技術・サービスに触れられそう」「既成概念にとらわれていない」「働き方も自由が利きそう」といった理由が並んだ。2位は「楽天」で前年3位からランクアップ。3位は前年2位だった「トヨタ自動車」が入った。
以下、4位「全日本空輸(ANA)」、5位「アマゾンジャパン」、6位「ソニー」。7位「資生堂」、8位「日本航空(JAL)」、9位「ZOZO」、10位「リクルートホールディングス」と続き、このうち5位の「アマゾンジャパン」(前年12位)と9位の「ZOZO」(同圏外)は前年から大きく順位を上げた。
男性と女性の人気企業ランキングのトップ10を比較すると、「資生堂」(女性7位、男性58位)、「日本航空」(女性8位、男性18位)、「ZOZO」(女性9位、男性16位)と、企業によって差がみられた。また30位までをみると、「味の素」や「クックパッド」など、身近なサービスや商品を展開する企業が女性からの支持が厚いことがわかった。
地方別にみると、東海は地場産業への人気が高く、「トヨタ自動車」が1位を獲得。関西の1位は「楽天」で、同社が運営するヴィッセル神戸への貢献度が人気を後押ししたと推測している。関東の1位は「グーグル」で、この他の順位も総合とほぼ同じ結果となった。
