アイロボットジャパンは6月4日、ロボット掃除機「ルンバ」のサブスクリプションサービス「Robot Smart Plan」を発表した。
対象モデルは、ハイエンドモデル「ルンバ i7+」、上位モデル「ルンバ 980」、スタンダードモデル「ルンバ 461」だ。契約期間は36カ月で、契約満了時にはユーザーに所有権が移る。少々語弊はあるが、3年ローンでルンバを購入するイメージだ。3年間の無償保証の対象にもなる。
「購入」とは違うサブスクリプションサービスならではの点は、解約・返品が可能なことだ。ただし、契約から1年以内は解約・返品不可。対象モデルの月額料金(税別)は、ルンバ i7+が3,800円、ルンバ 980が2,800円、ルンバ 641が1,200円。申し込みは6月8日午前6時8分から受け付ける(サブスクリプションサービスの運用はレンティオのWebサイト)。
ルンバ i7+
ルンバ i7+は、ロボット掃除機のルンバ本体と、ルンバのダスト容器から自動でゴミを収集するクリーンベースで構成。クリーンベースは、約30杯分のダスト容器のゴミを収集でき、ゴミ捨ての手間を大きく減らせる。ルンバ本体はWi-Fiに対応し、スマホアプリで各種の操作が可能だ。また、GoogleアシスタントやAmazon Alexaといった音声アシスタントによる操作にも対応している。
ルンバ 980
フロア全体の間取りや、ルンバ本体の位置情報を把握する「iAdapt 2.0 ビジュアルローカリゼーション」を搭載。家具や障害物の配置をマッピングして、走行残しのないように効率的な掃除を行う。カーペットやラグの上で自動的に吸引力を上げる「カーペットウースト」機能を備え、Wi-Fi、音声アシスタントに対応する。
ルンバ 641
Wi-Fiや音声アシスタントには対応しないが、ルンバを気軽に使えるスタンダードモデル。多くのセンサーによって、ゴミの多い場所は繰り返し掃除する。赤外線を使って、ルンバが入らないようにする仮想的な障害物(デュアルバーチャルウォール)が付属。