俳優の磯村勇斗が、TBS金曜ドラマ『インハンド』(毎週金曜22:00~)に、時任三郎演じる福山の息子・新太役で出演することが3日、明らかになった。7日放送の第9話から登場する。
同ドラマは、右手が義手の天才科学者・紐倉哲(山下智久)が、お人好しの熱血助手・高家春馬(濱田岳)、クールでやり手な美人官僚・牧野巴(菜々緒)とともに、科学が巻き起こす様々な事件を解決していくヒューマンサイエンス。
このたび、6月7日放送の第9話から、時任三郎演じる福山和成の息子・新太(あらた)役で磯村勇斗の出演が決定した。NHK連続テレビ小説『ひよっこ』(2017)で注目を浴び、話題作への出演が続く磯村だが、TBSの連続ドラマへの出演は今回が初となる。
そんな磯村が演じる新太は、アメリカ帰りの若き科学者。「今の時代に合った科学の在り方を模索したい」という志を持って、アメリカで出会った研究者仲間・柏木(夕輝壽太)らと共に父・福山がCEOを務める「フューチャージーン」で研究に勤しんでいる。ある日、新太はひょんなことから紐倉と遭遇するが・・・。福山が秘密裏に進めている“ある計画”に、新太は関わっているのか? 6月21日放送の最終回に向けたキーパーソンとなる重要な役どころだ。
磯村は「『インハンド』は視聴者として楽しく拝見していたので、出演が決まりとてもうれしいです」と喜び、「僕が演じる新太は、時任さん演じる父が作ってきた科学の道を受け継いでいきたいという強い意志を持った科学者。アメリカで研究していただけあって、若いけど自信もあるし、力もある。科学の未来のために突き進む新太のエネルギーをまっすぐに表現していくことで、最終回に向けたスパイスになれたらうれしいです」と意気込み。
また、「父親役の時任さんとは、顔が少し似ていると勝手に思っているので(笑)、いい親子感が出せるのではないかと思っています。偉大な“父”に、演技の面でもしっかりついていきたいです。山下さんとは初共演ですが、今回一緒にお芝居をさせていただけて光栄です。惹きつけられるオーラがあって本当かっこいいです」と話している。
プロデューサーの浅野敦也氏は「時任さん演じる福山和成の息子・新太は、若さと知性、純粋さを兼ね備えたキャラクターです。そこでフレッシュで清潔感のある磯村さんにオファーしました。新太は、最終章のミステリー、そして人間ドラマの大きな要となる重要で難しい役どころです。磯村さんの純粋で熱い芝居に期待します!」と起用の理由を明かした。
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