俳優の瀬戸康史が、カンテレ・フジテレビ系ドラマ『パーフェクトワールド』(毎週火曜21:00~)での役柄に寄せられる視聴者からの応援に、喜びを語った。

  • 『パーフェクトワールド』に出演する瀬戸康史=カンテレ提供

前回の第6話では、別れを決断した樹(松坂桃李)とつぐみ(山本美月)が、互いに断ち切れない想いを抱きながらも、新たな人生をスタート。幼なじみでつぐみに片思いをしてきた是枝(瀬戸)は、傷心のつぐみを気遣いつつもデートに誘い、その帰り道に「ずっとつぐみのことを見てきたから、交際期間はいらない。俺と…結婚してください!」と、まさかのプロポーズをぶつけた。

瀬戸は「形勢逆転して、つぐみとの結婚、幸せな未来みたいなゴールには向かっているのですが、是枝はすごく焦っているな、と思いました。つぐみの気持ちが、また鮎川の方にいってしまう恐怖もあるでしょうし、すごく不安なんでしょうね。だから、僕は『是枝、落ち着け』と思っています」と笑顔。

いきなりのプロポーズについては「リアルに考えてしまうとできないですけれど、つぐみと是枝くらい長い付き合いだったら、年齢的な問題やタイミングを考えると、プロポ―ズはするんじゃないですかね」と分析する。

さらに、是枝というキャラクターについては「すごく気が遣えて優しいんですよね、彼。僕も“是枝がんばれ”というか、肩を組んであげたいですね、彼には。『焦りすぎるな』というのと『もうちょい周りを見てみろ』っていうアドバイスをしたいですね。いちずなのはとてもいいことですけど、自分がツラくなるだけだし。もうちょっと広い視野で見てみると、また気持ちも変わるんじゃないかなと思います」と、愛情を感じている様子だ。

そして、視聴者の間では「#是枝ばんがれ」「#是枝がんばった」などのハッシュタグでSNSが盛り上がっているが、「SNSの声とか、Twitterのコメントとか、ネットで皆さんが応援してくれているのも、めちゃくちゃうれしいです。樹やつぐみの恋愛だけではなく、是枝の恋愛に対しても熱くなって“がんばれ!”って応援してくれたりするのは、このドラマ自体を毎週楽しみに見てくださっている証拠だと思うので」と喜びをコメント。

また、“一緒に居てラクなタイプ”と“憧れのタイプ”のどっちの恋愛がいいか尋ねてみると「僕は、慣れ親しんだ恋愛ですね。憧れって最初からハードルが上がりすぎているから、後は下がる一方というか。美化して相手を見てしまうけど、是枝みたいに子どもの頃から知っていると、是枝のセリフでも『今さら恥ずかしがったりする関係じゃないだろう』というのがあるように、バカをやっていたことも知っているだろうし。そういうのもひっくるめての恋愛ができそうだな、と。スタートラインが一緒のような気がする是枝とつぐみの恋愛は共感できます」と、自身も是枝派であることを明かした。

きょう4日には、第7話を放送。どうしても樹に仕事を受けてもらいたかった案件でつぐみが樹を訪ね、2人は再び仕事を一緒にすることになるが、これに焦った是枝が、つぐみにプロポーズの返事を急かしてしまう…。